2017-08

トリスタン

今夜のタイトルは、イゾルデではなくツェラへ宛てて。

日仏学院ことアンスティチュ・フランセ東京に早く着きすぎて、
一人ジャグリングするフランス人に出会う。
二時間後、彼は夕闇の中、朗々と歌い、ジャグリングパフォーマンスをしていた。

そして村山知義が深くかかわった「三科」の現代解釈再演舞台。
期待を遥かに超えた、つまり現代の映像・音楽を駆使した舞踏作品二点は驚きの連続だった。
構成主義・未来派の大好きな映画「アエリータ」から脱げ出たような衣装と二次元の図形を三次元に躍らせるテクノな構成。
ついで、川端康成と衣笠貞之助のタッグ「狂った一頁」のフラッシュバックに、モブの洪水、胎児の夢(ちゃかぽこちゃかぽこ)の前で展開されるのは前衛的な日本舞踊。

こういう抑制の効いたバランスのいい解釈は、なかなかできぬ。
はーーーっ、ダダ誕生から百年、時空がふっとんだね。

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ダダ百年新聞。
無料とは思えぬ出来栄え、ゲット必至。

**

先日の某おーるないとにっぽんで紹介されていた、小坂忠の「ありがとう」
はっぴいえんどは聞いていたけど抜け落ちていた。
大声で叫んだり、激しいメロディを奏でるだけがパンクではないという紹介。
この曲聞きながら、嫌いなものにであうと怒るでもなく、無言で、あるいは慇懃無礼に対応しつつ、透明カーテンすーっとおろして消えていく素氏の姿を思い浮かべる。
なので素パンク、スパンクな曲。
可愛いじゃないか。




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狸穴幼稚園の図書委員

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