2017-06

モーリーン

眼は開いているが、一日眠る。
つまり金縛りで立ち上がれなかったということ。

100分de名著。
めっぽう難しかった「歎異抄」「五輪の書」にひきつづき、今月は「エミール」
空疎とまではいわないが、やや身に染みてこない。
どうも頭があらゆるものを弾いているらしい。

自然界の美しい秩序を作ったものを「神」と呼ぶ。
教義は抜きにして、あらゆる宗教の基盤となるもの。
そして、自由意志を与えられた人間は「善」を行うために生きるよう神は作られた。
それが人の生きる意味。

前半はひどく共感する。
長年祈りの対象であるところの、僕の神も固定された宗教を超えたものであるから。
けれど、後半は、そうあれかし、という希望に過ぎない気もしてならない。
ただ「善」のもつ意味をもう少し広汎なものに広げれば理解できるかもしれない。
あるいは、受け入れかねるような「束縛」を他者に与えぬということ
真の「自由」を広く認め合うこと、己にさえも枷を作らないということと解釈すれば
そうであれかし、が現実味を帯びた、前を向く一助となるかもしれない。

次回から
安吾ちゃんの「堕落論」だー。
十代の頃の、僕の心の神様だった。
偏愛の書は「夜長姫と耳男」です。

「青鬼の褌を洗う女」を転がり込んできていた後の妻、三千代さんに、
これはお前のことを書いた話だよと原稿を渡したエピソードが大好きだ。

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狸穴幼稚園の図書委員

kochairo@hotmail.com
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