2017-10

ユージン

NHKのキラーストレス特集。
扁桃体は古い脳なんだな、
でもってやはり子供の頃に加わった巨大なストレスは後を引くというのは拭えぬ。
軛から逃れたい、そう思っても、大きくなるばかりだ。
誰かとか、何かのせいにするのは嫌いだから、そこに原点を持っていきたくないけど。
今でもあの長い狂気の時間が忘れられない。

コーピング、ストレス発散できる手段をできるだけ沢山書き出す。
散歩するとか、木を触るとか、些細なことでもいいからできるだけ沢山逃げ道を挙げておく。
鬱の種類によって、それを使いこなす。
それでも、逃げ切れなくなったとき、十分間の瞑想(マインドフルネス)を使って、自分を浮かべて解き放てと。

一通のメール、一本の電話。
誰かの些細な一言。
それがぐるぐるぐるする。
たった四日毎日決まった時間に起きることすら異常な体力を使う。
家に帰るまでたった12時間ほど息をつめて、緊張してすごすだけで
残りの三日、泥のように眠り、全身の痛みにのたうつ。

とりあえず、ネット絶つのが一番じゃないかと思う。
ツイッタや一日百通超えのメールとか見るたび吐き気してるくせに、見てるのもどうかと思う。

**

実験の合間に読んでいた19世紀初頭の英国ゴシック小説。
三章まで読んで、なんだろこれ?と引き始めた。
(自分の一応信じている英語力が打ち砕かれるくらい単語が古臭くてね
よく考えると、これ日本では江戸の寛政とか享和年間だから仕方ないのか)

まどろっこしさと愛憎すさまじさが半端ない感じ。
ベネチアに暮らす子供まるだしの貴族夫婦の元にドイツから男がやってきて、そのギラついた男が奥様と不倫に陥り駆け落ち。
一年後、妻をさらった男と出会った旦那は決闘になり、怪我を負って死ぬ。
娘には不義の母親のようになるなとか、この死に瀕した科白の長いことよ。
で、息子も奥さんと同時期に出奔していて、どこ行ったかなー。という感じなのだが。

これってメロドラマ?昼ドラ全開?
本当に恐怖小説になるのかしら?と思い、wikiであらすじを読んでみた。
(wikiの英語は読みやすかった、これまた回りくどいけど
最近、昔留学していた同僚の子に、人によって英文全然違うからと言われた意味がようやく分かってきた気がする、
とどんな言語でも当たり前のことを今頃知る)

昼ドラ全開でした。
当然ながらハーレクインの原型、でもちっともときめかない。
奥様も娘も胸がむかむかするほど、「愛にいきる」女でした。
恐怖要素といえるのは、タイトルになった召使が……っていうところか。
こいつが登場してくれるのが、相当後半というのもなあ。

『恐怖小説史』エディス・バークヘッド(牧神社)にもシェリーの『ザストロッツィ』に影響を与えたとか書いてある。
邦訳が出ないのも、この胸やけ感、厳しいのも分かる気もする。
幻想怪奇と呼ぶにはぬるすぎ、ロマンスには乙女度が低く、恐らくレディコミが一番しっくりくるネタではないかと思う。

まあせっかくなので、もうちょっと、召使出るまで読み進めようかな。
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狸穴幼稚園の図書委員

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