2017-10

ミカエル

なすべきことが積みあがる。
時間は溢れていても嘔吐感が長虫のように背を駆け巡り
電話の電源を落として一日が過ぎる。
人には会えない、声が出ないだろうから。

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残していてもしょうがないけど、僕の手元には十代の頃の日記や、届くはずのない手紙や、カカイル時代に貰ってもほとんど返信しなかった沢山の感想書簡や、大量の創作ノートが、埃をかぶって積まれている。ジュリアン手帖の前には、福永ノートもあったり、黒死館双六メモもある。
そうやって成さないものが、使われない机の下で転寝を繰り返す。

ジュリアンに関する自作メモを眺める。
たしか発熱したまま新幹線の中でこれをつくっていた記憶がある。
支離滅裂な部分も多い。
日記を順に追って、そこから交遊録や、美術・音楽・書物に関する視点を抜き取ろうと試みたのだ。
ブログを見返すと三年前に四回彼の観た絵を紹介していたね。

つまり夏コミどうしようかと、頭抱えてるのだ。
中途なネタはいろいろあるけど、誰も読みたくなさそうなものばかりだよ。

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1929年5月24日
コクトーとジュリアン・グリーンが頻繁に会っていた頃の、コクトーの酷評。
「ヴィクトル・ユゴーは自分をヴィクトル・ユゴーだと信じていた気狂いだった」

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絹山絹子

Author:絹山絹子
狸穴幼稚園の図書委員

kochairo@hotmail.com
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