2017-10

ひろがる

「戦前『科学画報』傑作選」を出したことで
不思議に縁がひろがってゆく。
先日、ある著作権者さまから頂いたお手紙に、顔がほころぶ。
ついでに松山さん関連の思い出話も教えていただき、
わーーと盛り上がる。

肉親のおこなった文筆業を家族や遺族の総てが肯定的ではなく、
ささやかな遺産の一部としか考えない人もいるけれど、
一方でとても誇りに思っている人も確かに存在する。
手紙や短い電話のやりとりにも、そういう温かさが伝わる時、
ちゃんと手順を踏むことは、面倒を回避するためというより、
遺族も知らない置き土産を渡せたような嬉しい出会いを齎すこともあるのだと知る。

それから更に、色々と広がりは大きくなって。
今日は某図書館の方からお問い合わせをいただいた。
不思議だ。
一重に、『科学画報』の持っていた、
かつて原田君や宮里君が抱いたあの大きな夢が
百年後に小さな花を咲かせているみたい。
自分の大好きな雑誌に、光が当たって、本当に良かったな。

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絹山絹子

Author:絹山絹子
狸穴幼稚園の図書委員

kochairo@hotmail.com
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