2017-08

脱輪

レールに乗り損ねると、こういうことになるんだなあとつくづく思う。
かといって「本気」で生きたことがないので
やり直したいとか、過去の自分を叱責する気にもなれず。
少なくとも、ちゃんと選んできたわけですから、後悔とかはありません。

小さく暮らしたいです。
ささやかに暮らしたいです。
もともと、既に余白を生きているのだから、余分なものは何もいらないです。
本も一生分あります。
映画も見れなくてもいいです。
綺麗で恐ろしい美術も、見れなくてもいいです。
思い出の中にあるので充分です。
相当忘れているのも、印象の欠片でいいです。
ごはんも全部自炊します。
時々緑の中、風の中、星の中、散歩できればいいです。
その他のものは、もうとっくに捨てているので何もいりません。

余白に自分で自分の言葉や絵が書けたらそれで充分です。
結局何も描けなくとも
自分の余白を自ら引き裂き、散らしてしまえる
余裕さえあれば、それで充分幸福です。

雑音と耳鳴りと嘔吐と、
こせこせした切迫感と、周囲に渦巻く刹那的な物欲と、
濁流になって押し寄せる無体な情報と、
それらから隔絶してもらえるなら
僕はもう、何もいりません。

だって、なにしろ、もう既に、後ろ見返しなんですもん。
破り捨ててもいいじゃないですか。

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絹山絹子

Author:絹山絹子
狸穴幼稚園の図書委員

kochairo@hotmail.com
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