2017-10

翻刻

実験とおなじくらい
膨大なデータベース作成とか、旧字旧かなを新字に直して入力とか、校正とか大好きだ。
だから、復刻作業は基本的に苦じゃない。
むしろ火がつけば、とても楽しい。

でも、これらはみんな、脳の或る部分だけを使っていて
精確さや忍耐力は必要だけど、
ほとんど思考しなくていいんだよね。
思考しないというと語弊があるけど、搾り出すような辛さがまったくない。
だから楽しいし、だから楽なんだけど。

いつも、誰かがそういう苦しい捻出で生み出したものを材料にしているという
ひどく後ろめたい気分がつきまとう。
家の中にある、死蔵してはもったいない数多の資料をみんなに見てもらって
共有しようよという、スーパーバイザーの言葉はもっともで、
でも、やっぱりダメ人間な気分がずっと残る。

まあ、創作すること、搾り出すことだけが役目じゃないんだから。
ジクジクしてるくらいなら、前へ進もうと思うわけです。
なので、一ヶ月、ぐわーーっとやる。
百年前の彼らの情熱、奇妙に歪んで可愛い思考回路を見てもらわねば。
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絹山絹子

Author:絹山絹子
狸穴幼稚園の図書委員

kochairo@hotmail.com
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