2017-08

じゅりあん&ちぇぶ

薄暗いので、ろしあへ毎日逃避中。
合間はジュリアン・グリーンに夢中。

ジュリアンは福永武彦の偏愛の作家で、死ぬまで全集の編纂に携わっていました。
「閉ざされた庭」(アドリエンヌ・ムジュラ)が余りに暗い
根暗文学愛好家にも堪える発狂小説だったので、
最初はちょっとびびって距離をおいていたのですが
福永訳の「幻を追う人」の素晴らしさで、こちらが発狂してしまい。。

全集購入しましたです。

次いで「真夜中」「漂流物」と読み進めてます。
それにしても。
ジュリアン・グリーンって僕にはものすごく幻想文学的だと思うんですが
それも建築幻想の系譜に入ってもおかしくないと思うんですが
浅薄な知識しかないので不明だけど。
全集出ている割に、本家幻想文学系の評論とかでジュリアン話みなかったような。
むしろ精神の相克的イメージの方が勝ってしまって
出てくる事象とか、幻のイメージとか、舞台の不可思議さに注目されていないような。

「真夜中」までの三作は
子供や青少年が劣悪な状況に置かれて、夢の国に逃げざるを得ない設定がこれでもかと続くのですが。
彼等を追い込む大人の描写のえげつなさが、凄まじく。
では見出された幻の王国は美しいのかといえば、決して悲惨さに反比例などしない!
むしろ妖怪うごめく魔屈的イメージの連続だったりするんですよ。

だから、暗い。
息苦しいまでに、暗い。
結末まで、うわーっと頭抱えるほど暗い。
なので、誰にもお勧めしません。

でもその心象の映し出される繊細な風景や事象への観察のまなざし。
突飛な展開。
に一度ふれると、虜になる人も多いだろうなと思います。

***

アマゾンでロシア語の子供向けの本を購入。
一冊は有名なチェブラーシカとワニ君のおはなし。
挿絵多めの、日本の小学生低学年向きかな。
なぜか、この版は安かったのだけど、絵がいまいち可愛くないのが曲者よ。
辞書を引き引き行けば。。。
って、まだ辞書買ってません、すみません。
とりあえず、ラジオ講座ワンクール終わるまでには、入手する。

Krokodil Gena i ego druzjaKrokodil Gena i ego druzja
(2010/12)
Eduard Uspenskij

商品詳細を見る


文字フォントが違うと、キリル文字があれ?となる。
гゲーとかлエルとか、全然形が違うんだもんなー。
よし、頑張って慣れよう!
スポンサーサイト

地獄的感覚 «  | BLOG TOP |  » ねむ

プロフィール

絹山絹子

Author:絹山絹子
狸穴幼稚園の図書委員

kochairo@hotmail.com
Twitter account:@quinutax

最近の記事

FC2カウンター

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

月別アーカイブ