2017-06

2012映画鑑賞めも

昨年十一月からモーレツに忙しくなって、
きっとレトロ映画館では後から地団駄踏むようなプログラムやってるんだろ
とは思いながらもチェックしても地団駄だけで終わるので、
しばらく映画諦めてる今日この頃。

で、2012のまとめメモを作っとく。
気持のわりに全然観られてませんが、アタリ率高し。

「肉体の門」マキノ正博監督 1948
「彼奴を逃がすな」鈴木英夫監督 1956
「脱獄囚」鈴木英夫監督 1957
「盲獣」増村保造監督 1969
「UNGO」オールナイトTV版全話 水島精二監督 2011
「鍵」市川崑監督 1959
「黒い十人の女」市川崑監督 1961
「マンク破戒僧」ドミニク・モル監督 2011
「太陽」アレクサンドル・ソクーロフ監督 2005
「白昼の通り魔」大島渚監督 1966
「彼女だけが知っている」高橋治監督 1960
「憲兵と幽霊」中川信夫監督 1958
「亡霊怪猫屋敷」中川信夫監督 1958
「空飛ぶツィプリアンの伝説」マリアナ・チェンゲル=ソルチャンスカ監督 2010
「女吸血鬼」中川信夫監督 1959
「怪談累ヶ淵」中川信夫監督 1957
「東海道四谷怪談」中川信夫監督 1959
「怪異談 生きてゐる小平次」中川信夫監督 1982
「ルードヴィヒ2世のためのレクイエム」ハンス・ユルゲン・ジーバーベルク監督 1972
「カール・マイ」ハンス・ユルゲン・ジーバーベルク監督 1974
「緋色の爪」ロイ・ウィリアム・ニール監督 1944
「港々に女あり」ハワード・ホークス監督 1928
「アジア秘密警察」松尾昭典監督 1966
「スカーレット・ストリート」フリッツ・ラング監督 1945
「恐怖のまわり道」エドガー・G・ウルマー監督 1945
「グレイトフラマリオン」アンソニー・マン監督 1945
「恋の片道切符」篠田正浩監督 1960
「はなれ瞽女おりん」篠田正浩監督 1977

封切新作で観たのは「マンク」だけ。
でも美術が凝ってて中世の生臭さが届きそうな雰囲気が素敵だった。
あとは名画座かアテネフランセかフィルムセンターなので。

2012ベストワンは「はなれ瞽女おりん」です。
小山明子特集で「白昼の通り魔」観た時に、あれこれが自分の一番好きな邦画の系譜だ!と思ったのですが、「はなれ瞽女おりん」の時はもっとそれが実感できました。

観賞後の監督と岩下志麻さんのトークも素晴らしく、忘れられない一日。
全国の消えゆく日本の風景を追いかけて、何本もフィルム廻して喜んでいた名カメラマン宮川一夫さんのこととか。
盲目のおりんにとって男のことは視覚としては存在しないのだからと、相手役の原田芳雄さんが現場で顔を合わせないように気遣ってくれたエピソードとか。
むきだしのおりんちゃんの愛しい生き方と、確かにあった泥臭い土着の様々と侵入してくる戦争の愚かさの混在が、ものすごい迫力で息も出来なかった。

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あと、サスペンス王って勝手に思ってしまった鈴木英夫監督作品との出会いも楽しかったし、天知茂様のぞくぞくするほどの美しさも忘れられないし、念願の「盲獣」やばすぎたし・笑。
いや褒めてます。究極でした緑魔子&船越英二、そしてあの美術。
海外は、やはりホームズもの「緋色の爪」の最後まで謎解き引張る完全ミステリ映画とか、フィルム・ノワールの悪女達とか…。楽しかったなあ。

今年も時間見つけて、昔の素敵で悪の美学に充ち満ちたものたちに会いにいきたいです。




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狸穴幼稚園の図書委員

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