2017-03

学校を渡る

木曜日はラボの気の置けない歓送迎会。
タバコ組でかつ、属性おっさんのため、男子組にまじる。
馬鹿話で大いに笑って、おなかをよじって、楽しく帰宅する。
素氏が耳元で、ふらっしゅばっくふらっしゅばっくと囁くが、
翌朝フラッシュバックは起きず、ささやかな二日酔いとともに出勤する。

お昼前、上司を含む数人が車でとあるスーパーに買出しに行く。
いわく、250円弁当でお昼はパーチーだと。
じゃんけんをして、わいわいいいながら弁当を選び、おなかをぱんぱんにする。

毎日の恒例、ドリップコーヒーを入れてもらい、
なんだかんだ喋って、昼休み二時間みたいな感じ。
魔女あるいは妖怪人間ベラと呼ばれる、怖い怖い教授秘書さんが、
またも新人いびりの末、辞めさせてしまうので、新たな求人があった。
なぜか面接前の候補者を、こんなラボにまで連れてきて内覧会している謎について、
戦々恐々、毒林檎が振舞われるぞとかなんとか、脅えて騒ぐ。

フラッシュバックがでない理由はね。
本の話も映画の話もしていないから。
どうでもいい、どこぞの強烈な奇人ちゃんの噂話を集積させているだけだから。
すると、僕の肩はなんの力みもなく、憤慨もなく、緩んでいる。
恥ずかしい台詞なんて、出るわけもない。

最近おもったのだけど。
ここの職場は、なんだか、学校みたいなところです。
元々、大学二回も行って、就職先もずっと大学の研究室を渡り歩いてきた僕は、
文字通り、ずっと大学生をしているようなものだけど。
同じ学校でも、かなり規則の緩い、先生も生徒も、一緒に遊んでいる
ほとんどが、部活動や課外授業のような、そんな学校にいる気がする。

ツンケンの鬱病が、
「はい、今日はウツなんで、近づかないように」の一言で済まされる。
まあ、それも変な学校に許される、特権でありましょう。

なんだか、きっと一生こんな感じで、
本気で揉まれることもなく、遊んでいる、アマエタさんのまま終わりそうです。
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絹山絹子

Author:絹山絹子
狸穴幼稚園の図書委員

kochairo@hotmail.com
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