2017-11

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よく眠れる場所でよく眠らねばならぬ

「文章力のある作者様で、活動を休止されたのが、とても残念です。
最後に出された本となります。」

自分の昔作った本にこんな説明がされて出品されていた。
なんかヒジョーにせつなーい。
でも、その本は最後から二番目の本だよーと蛇足気味に呟いてみる。

さらにオクでこの出品者さんと取引したことがあって、余計に切ない。
さらに切ないのは、他に取引した人がかつての通販常連さんだった時、世界の狭さに涙した。
さらにさらに切ないのは、いまだに在庫を抱えていて半値でこっそり中古と偽り売ってる自分。
さすがに断裁する気にはなれないんだもん。
情けなくって上等。
もう、いいの、ほんと。

***

体力急降下中。
24時間というか240時間働けますかー!のノリです毎日。
ぐだぐだのダクダク講社のシュロ糸時計。
ゲソゲソの烏賊の足。

あ、夏コミ受かりました!
おめでとう、僕たち!

でも、こんな状態なので、一応締め切りまでは鋭意努力邁進惜しみませんが、
僕の企画本は夏には間に合わない気が激しくしています。
あと一ヶ月半、ずーっと仕事休んでいいならできるけどー。
データ入力だけでも半端じゃないんだもん。

しかし、素氏の逍遥11号は、既にレジュメを受け取っているので、大丈夫なはず。
箇条書きでは許しませんにしたので、大丈夫なはず。
10号を超えて、初めて骨子の組み立て方が見え始めたというので、期待しています!
(と重圧をかけてみる)
今回は鬼校正係が火を吹く回数が減ってくれるといいなあ。

ちなみに僕の小論文のお師匠様は、中学の国語のイソノ先生です。
何かと変格多彩な某教育学部付属中学に進んだ僕は、革新派の先生にたくさん出会えました。
理科は実験ばっかり、英語はゲームいっぱい、音楽はシンセサイザーやギターの練習いっぱい。
まあ革新派がいつもいいとはいえないのですけど。
イソノ先生は外見フツ―のおっさんでしたし、
準備室に図書館から回収した中学生には不適切と決め込んだ「O嬢」とか富島健夫とか隠してたけど(笑)
授業のほとんどは個人/グループによる討論会でした。
論説文の段落分け・小題(レジュメ・サマリーですね)を作って、とことん討論を重ね、相手をねじ伏せる。
じゃなく、一番理にかなったものを導き出す。
あるいは、詩歌の観賞をおこなうのも、戦いであり、文法の基礎を学んだ後、応用させるのも戦いだった。
答えがあるものより、ないものを戦わせるのが好きな先生だった。
ひたすら考えて考え倒して寝技に持ち込む。

で、この結果は、高校生の頃に出会った一冊の小論文の本に結びつく。
論理展開こそ命。
無理難題も、論理の展開に矛盾がなければ、相手を納得させる論旨につなげることができる。
これで僕の勉強はおしまい。

まあ、だから僕の頭は四角四面、成長なくつまんないのかもしれませんねー。

***

最近熱心に岡田史子を読みふけっているので、
素氏が横で、「COM」と「ガロ」の違いについて熱く語り始める。
なにしろ早熟の彼女と同じ年で、美学校に通っていた素氏には色々と思うところがあるようだ。
先日の話は、最後にはなぜか学生運動に熱を上げていたはずの奴らが
一転フツ―の企業の面接を受けて「活動をハシカのようなもの」としゃあしゃあと答えて入社し
定年をのうのうと迎え、挙句その時代のことを思い出し「俺も反体制にいたんだ」とかなんとかのたまうジジイども。
奴らの口にダイナマイトでも突っ込んじまえ!
と普段温和にみせかけている素氏からは、珍しい一句が飛び出していた。

なーんだ。
というか。
僕たち外に向かって見せる平静の顔があまりにも違うので、違ったように見えますが。
(他人と距離を置く傾向は、僕よりも実は素の方が強いのですよ。)
なーんだというのは、根っこの話で。
ダイナマイトでぶっとばせ!も。
僕がこの間書いた、「流行」に乗っただけの熱気だったのなら、完全に引いてゆくというのも。
同義なんですよね。

いまでも、篠崎まこと/陸奥A子/川原泉などの少女漫画って生理洗浄カタルシスが欲しくて読むのだけど。
岡田史子は全く路線が違う。
倉多江美の「パラノイア」「エスの解放」でみた景色に似ているかと思って、倉多江美を引っ張り出したけど。
何百倍も凝縮されていた。
何百倍も真向勝負だった。

「筋を捨てる」ではないけど、感覚の揺さぶりを詩と絵で行う、絶望の淵をぼっこり開けておいて、立ち去る。
絶望の穴が、とても深いので、覗き込んで間もなく、その人は立ち去っても、僕は気付かない。
なんて深くて、美しくも醜くもなく、なんて親密な心地のする穴だろうか。
ずっとずっと覗いていたい。
病んでいるなんてちっとも思わない。
気持ちのいい淵、とても安心する。
外で汚れたら、ここで眠るといいね。
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Author:絹山絹子
狸穴幼稚園の図書委員

kochairo@hotmail.com
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