2017-06

雨の文学フリマ

三度目の文学フリマに参加してきました。
前回の売れ行きの悪さに自信をなくしていたか、素氏の用意してくれた冊数はかなり少なめ。
コミケに比べるとかなり色々緩いのをいいことに、一般開場15分前というギリギリ入場。
湿気で汗がダラダラ。
開場した途端、どこに隠れていたの?と思うほど異常な列が壁を埋め尽くす。
そしてその熱気と大量の人の波は、閉場ぎりぎりまで続いた。
普通のオンリーだと、大手さんの新刊がなくなる!という焦りから人波は午前中に、せいぜい午後一時にピークを迎えるというのに。
一端波が減っても、また戻ってくる、不思議なイベント。
絶対いつもより多いわー。

閉会後に別の催しがあるから、待っている人がいるのか。
はたまた、例のツイッタなるものの効果で、誰かが文フリで○○を買ったと呟けば、何人もの人がその呟きを見て、波及効果が生まれるのか。
恐ろしい。。。
あー、SNS大嫌いな僕は、当然呟きません。
というか、呟くのが嫌なのではなく、フォローという不特定多数の人が覗き呟き返す波が怖すぎる。
こんな怖い道具を考えた人は、ここまでのウネリを予測していたんだろうか。
誰も彼もがブログに呟きの残滓を載せて、弱体化して。
恐らくネットにコミュニケーションなど不要で、資料性に一義をおく僕などは、異端の異端なのだ。
箪笥の枯れ果てた樟脳のノリなのだ。

資料性といえば。
全く暇ではないくせに、何かやっていないと、自分を追い込んでいないと落ち着かない病の僕は。
この夏も、血反吐をはく計画を細々と立てている。
夏だけではなく、恐らくdecade単位のプロジェクトの一端を形にするのだ。
そのための礎、データ作成の根本ルールを作るために、全作品初出誌リストを作りました。
約百四十の作品リスト、さらに初出誌の9割強がネット検索で判明し、作業用の底本まで、たった数時間(ええ、仕事中に・笑)決まったのは驚異でした。
逆をいえば、データの信憑性を高めることが、たとえ趣味の範囲であっても、ネットに流す上の責任だと、改めて思ったのです。

プロジェクトについては、追々公開して行きますが、
まだ作業ルールが確立していないので、もう少しお待ちください。
ま、虫ちゃんワークです、僕がやると言ったら。

話を文フリに戻し。
絶対的な人波に揉まれたのは、僕たち辺境のサークルとしても幸甚でした。
幸甚すぎて持ち込んだ本が粗方なくなりました。
昨日頑張って、黒死館骨牌の増刷/断裁をやってくれた、素氏ありがとう。
これから黒死館を読もうと意気込んで、眼鏡文人を手にしてくださった皆様。
カルタを楽しそうに手にとってくださった皆様。
逍遥の裏表紙の目次を何度も読み返してくださった皆様。
ありがとうございました。

文フリは異空間な気持ちはいまだ否めませんが、これからも異邦人気分で頑張ります。
なんといっても、ほとんど買えないんですよー。
結局、おなじみのジュール・ヴェルヌ協会さんと西岡兄妹さんとプヒプヒさんの所だけ。
つまり、文字で自己表現(特に評論ではなく、創作で)をしようとする人が、二次創作に逃げずに他者に向かって発信することの難しさを、本日も痛感した日であったのです。

Mさん現われず、今日は飲み会はなかったので。
二人はおとなしく地元に戻り、安い中華屋で激ウマの餃子やオコゲをタラフク食して、ご機嫌で帰宅いたしました。
さあ、五月ももう終わりだ。
引き篭もりモードにチャンネル切り替えだ!
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絹山絹子

Author:絹山絹子
狸穴幼稚園の図書委員

kochairo@hotmail.com
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