2017-03

俄然として

肩こりがひどすぎて、肩胛骨割れそうなので、パンダマッサージを頼んでいます。
このマッサージ店、最近れーぬ・ぺどーく亭という鳥料理レストランを営んでいるそうですよ。
と、コアなアナトール・フランスファンにしか分らぬ話をしてみる。

小学生の頃。
何しろ発育がよいお子様で、背が高くてですね。
同級生と話すとき、身を屈めて視線を合わせていたら、自然と猫背になりまして。
担任の先生に、長い物差しを背中に突っ込まれて、よく怒られました。
でも、いまでも猫背さんなので、肩こり治そうと胸を張って、パンチで空を切ってみる。
同人女をなめるなよ!と佳く叫びながら重いものを持ち上げるので
(ええ、撤収後の宅配業者への段ボール運びはいつも壮絶)
腕力は結構あるはずなんですが。
よく考えたら、生まれてこの方、誰にもグーパンチしたことない。
だから、空を切っても、すっかすかで、力の入れ方がわからないまま、とりあえず血行だけはよくなり。
少し肩の張りがほぐれてきている、、、気がする。

***

前回の日記で。
感想書きやすいと書いた三作品ですが。
少なくとも、「二つの庭」は、、、、つまらないのではない、と訂正しておこう。
これだから、読了前に感想を書くと碌なlことがない。

いやーーー、俄然!!
面白くなってきました。
勿論、ひたすら息苦しいのは変わりありませんが、昼休みも通勤中も没頭しています。

ただ何が面白いのか、伝えるのは非常に難しい。
なので、もう少し頭を整理したいのだけど。
伸子が、あらゆる場面で感じる、不快感/違和感を折り重ねて作られた私小説なので。
加えて、その灰色の感覚をさらに深めるために提示される思い出/エピソードが、一度は伸子の記憶から引き出され、さらには僕の記憶と呼応するので、、、三重苦・四重苦と降り積もっていく。
他人の顔色をうかがうのではない。
他人の心持ちを分析してしまうがゆえに、そこに他人すら気づかず示している行動の原理を見つけてしまうがゆえ。
伸子は結果として、人見知りになり、寡黙になり、もやもやとした不快感でいたたまれなくなる。

本当のところどうなのかは、自己分析できないけれど。
いままでかほどに同調した語り部というのに、出会ったことがないために、僕自身はひどく困惑しているのです。
内面世界をつきつめて、分析を行う数多の作家さんの中にも、勿論共感できる瞬間はあるけれど。
伸子は、合いすぎて怖いくらいだ。
時代が、昭和10年代だと云われても、生い立ちがひどく違っていても。
立ち止まらされ、口を噤んで佇むしかない、いたたまれなさが、こんなにも合うなんて。

なので、僕は追撃してくる、己自身の記憶の不快感を、
ここに衒いなく、歪みなく、書きつづるには少々時間が必要だと感じてしまうのでありました。
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絹山絹子

Author:絹山絹子
狸穴幼稚園の図書委員

kochairo@hotmail.com
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