2017-05

あれこれ

6/13
チャリに乗って聖路加タワーまで健康診断へいく。
かなり無茶な予約の入れ方をした、一般診療とごっちゃの検診設備で
一つの検査から次の検査までの待ち時間が20分以上。
その間、小さな丸椅子に座って、検査着をきた面々がつめつめに並び、
みな一様に口からエクトプラズマを吐き出し、意識を朦朧とさせ
おじいさんに至っては、怒りのあまりもう帰る!と叫びだす。
マンモグラフィは痛みがひどく、バリウム飲んでは遊泳し、
普段下剤など使わない人が使うものだから、一晩中七転八倒し
検診にいって、健康を害すと、何をしているのかわからんねん。

帰りに新大橋通りをまっすぐいけば、
八丁堀、浜町、森下と抜けられることをしり、
わっほーとばかりにチャリをこぎまくって、浜口陽三美術館へ。
そうか、彼はヤマサ醤油10代目のご子息だったから、
ここに素敵空間が作られているんだ。
カラーメゾチントの作り方をへーへーと眺める。
でも、銅板はどんなに覗き込んでも、人の手で細工されたと思えない。
お客さんが全然いないので、座ってビデオを眺める。
小学校の先生が出てきて、浜口少年は、小さい細かい絵を描いていたと証言。
他の子供が大きな車を描いていて、どうして大きく描かないのと問われたら
大きくても「走らない車」はダメなんだと答えたそうだ。

もったいなかったのは。
確かに採光には注意しているのだろうけど。
通りに面したギャラリーなので、光が一番奥のさくらんぼやスイカのシリーズにも
余計な乱反射を与えてしまう。
そのために発色やメゾチントならではの絹地のような柔らかさが激減してしまうのだ。
絵葉書もメゾチントにとっては、意味をなさないね。
よほど注意深い再現印刷をかけないと、全く別の作品に見えてしまうから。
それでも、今回の生誕100年図録と、奥さんの南桂子さんの図録を買う。
どこかで見覚えがあると思ったら、福永武彦「幼年」文庫版の表紙の絵の人だった。
可愛くて、模写して遊ぶ。

6/14
カビカビ事件ののち、もっと大きな失敗をしたことが後を引き。
一日中頭がそういったことでグルグル巻きになる。

6/15-18
もう三月頃からずっと手一杯だったけど。
カビカビ事件の後処理や、事故報告書や、あれやこれやで。
毎日早く出て、お昼休みなしで、残業して走り回って、何をしてるのか不明。
泣いたり落ち込んだりしている暇もなし。

6/17
素氏が行ってもいいよというので、職場のプチ宴会に連れてゆく。
既に伝説のパンダと化していたが、素氏のスローモーな話っぷりに
突っ込みを入れたがる自称宴会部長の院生が敗北を喫しているのを大笑いで眺めつつ
少し息抜きができて、ほっとする。
僕は基本的に自分の身内や友達と、自分の近しい人を会わせたいと全く考えないので
今回の試みは、ズンドコ伝説がなかったら、実現不可能であったろう。

6/20
息抜きに五反田遊古会へ。
目録に載っていたサーカス関連本は、悉くなかった。
当たり前だ、二日目の午後にいってるんだもの。
最近、辛口になってきて一階でも相当引っ張っては戻すを繰り返す。
現代露文学系の全集も掴みかかったけど、あらすじをみて、やっぱりやめる。
だって、だるーい若者が革命の嵐の中とはいえ、だるーく放蕩崩壊してても、つまらない。
二階で、値崩れを待っていた、寺島珠雄「南天堂」をつかむ。

6/21
自分の原稿進まず。
疲労困憊でスイッチが切り替わらない。
エンジンもかからない。
汗だくで掃除機かけていたら、呼び出しの電話がかかる。
素氏のお友達からカラオケのお誘いだ。
ずるいよねー、お友達直接電話口に出させるなんてー。
あーとトーンダウンしつつも、馬券飛び散る町に向かい、
渋すぎる裕次郎にわいわいし、やけっぱちで僕も歌いまくる。

6/22-26
先週の後遺症さめやらぬまま、カビの不安をかかえたまま、見切り発車でゴー。
走って、走って、灰になるまで走り続ける。
電車の中でも、呆然と仕事のことを考えて、本も開けず。
一週間に9月までのオペの予定がびっしりと詰まる。
だーかーらー、そんなにすぐに復活できないんだってば。

6/25
交通費も出ないプチ出張。
二年前、白金台でやっていたのと同じ完全防塵状態を信濃町で繰り広げる。
へとへとで足が砕けそうなのに、いきなり自己紹介を始めたSEに殺意を覚える。
むしろ増員、補助員を求めて余りあるてんてこ舞いの僕が
バックアップ要員にならないといけない、不条理に殺意を覚える。
なんで。。。他大学の人がお盆休み取りたいからって、僕がそこに登場しないといかんのだ。
既に残業も休出も一切給料が出ないのに。。。
ここまでくると、狂気の沙汰ではなかろうかと思えてくる。
介護職員待遇改善計画もいいですけど、、、厚労省さん。
実験職員待遇改善計画もやってください。
ついでに、認可や治験に対する厳しさは、新規だけじゃなく発射してるところにも
同様に求めてしかるべきでしょう。

それでふらふらのまま。
うまくいっていない実験の相談にのって。
よれよれのまま、なぜか行くことにしてしまった医局歓送迎会に向かう。
ふぐだー!ひれ酒だー!
脳内麻痺したまま旨いものをたべまくったので、余計によろよろに。

教授から趣味をきかれ、古本の話をしたら。
教授のおじいちゃんが神保町で、○崎書店という古本屋をやっていて、
書泉グラ○デのエレベータの辺りに、子供の頃は家があって、
おじさんは、プロレタリア作家の島○健作で、
いまも神保町で有名な喫茶店のラド○オはおじいちゃんが開いた。
とかなんとか、すげー話を聞いて驚きまくる。
そう教授がスーパードクターとか、そういうことの数千倍、感激一入。
ちなみに、教授のことを僕はひそかに、
丸顔の(若い)松岡セーゴーとか呼んでいる。

6/27
ヤフオクに。
あの!
瀧口修造の漂流物が!
ノナカユリタケミツトオルカノウミツオアカセガワゲンペイアラカワシュウサクといった
驚異的な面々が作成した限定20の箱が!
でたーーーー。
きっと二度とはでない恐ろしいものです。
ええ、僕などただ涎をダラダラ流す犬。
素氏と二人で、どこまで上がるか賭けをしているだけの、しょぼさです。
ああ、もう。
個人蔵できる人が、いるなんて、考えられない!
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絹山絹子

Author:絹山絹子
狸穴幼稚園の図書委員

kochairo@hotmail.com
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