2017-06

瞬間風速嵐並み

GW明け、月間予定表がびちびちに詰まっている。
一日中培養室に巣篭もりして細胞たちと踊り狂う。
今月末から二週間、三人の台湾人御一行がいらっしゃるそうで、
ずーーとお相手しないといけないそうで。
今日は同じ作業をしながら英語で説明する脳内シュミレーション。
プロフィールレジュメをもらって、三人とも女性だと知るが、だから何?
KOと提携してるので、三田方面へ研修にもいかねばと知る、無理、時間なし。
前職場で白金方面に出撃していたのと同様、レベルの高い無菌室に入る必要があるかもって。。
むしろ僕に交代要員ください。
もう嗤うしかないぜ。

豚インフルの影響でアメリカ・メキシコツアーが全キャンセルになった小山田氏が
すぐ近くの現代美術館で急遽ライブを行うと今朝のメールで知るが、
既にSOLD OUT!!
っていうか、6時開演って無理でしょ。

晩御飯の後、シネフィルイマジカで、ヴィスコンティの「夏の嵐」をみる。
スチール写真や映画本でたくさん眺めていても、初ヴィスコンティ。

最初の一時間半、べたべたなメロドラマが続く。
べたべただけどアリダ・ヴァリが恋におちる理由がいまいち分からない。
侯爵夫人の火遊び・敵対するオーストリア軍の兵士だからこその背徳感。
とかなんとか思わせないように、、、ものすごく真剣に恋に走るわけですね。
そもそも一回は諦めて疎開した先に、フランツ・マーラー兵士が犬を蹴飛ばし現れたのは
男側のアプローチが異常に強かったわけで、
たとえ、従兄弟(イタリア義勇軍の長)から預けられた義援金を、
フランツが医者にたのんで悠々戦線離脱させる手助けに渡してしまうってのも、
愛ゆえみたいな、女は弱いけど、さほど悪くはないじゃないと思わせる流れ。
しかし、この金というアイテムが
従兄弟が取り戻しに来て大騒ぎなんていう風には一切つかわれず。
単純にフランツの放蕩に使われていたとするのは、捻りがないけど、仕方がないのかも。

「義勇軍が目指す、新しい世界なんか、俺はちっとも待っていないのさ」

いや、貴族様への復讐と、素氏は呼んだけどね。
僕的には、この話、フランツの墜落敢行だと思うわけです。
侯爵夫人とのアヴァンチュールも、金をせしめてからの放蕩も、確実に夫人に発見されて裏切りが発覚することも、銃殺されることも。
暗く不安一辺倒の戦時下で、未来をゆめみるよりも、いっそ派手に破滅してやれと。
本人の自覚以前に、意識下でその最後の穴目指していこうとする手が引っ張ってる。

だから、確かにアリダ・ヴァリの恋に狂う熱演はすごいだけど。
男を描きたいヴィスコンティは、最後の汚く散っていくフランツという花の、その醜悪さを最大限に発揮したかったんだろうなとか、思ったわけです。
なんか、先の台詞が頭に残ったわけですが、
こういう時事的発言嫌いですが、今の特に若い人の風潮に合致してるような気がしてならないです。

と、夏の嵐がごーーっと吹き荒れた後。
(映画の中で、夏の匂いがどうとかフランツが言うのは、ちょいと取ってつけた感があったけど)
僕のおなかも上下で嵐が吹き荒れました。
素氏が張り切って作ってくれた、あんかけチャーハン、食べ過ぎた模様。
まだおなかがへなってますが、明日は文学フリマです。
黒死館附属幻稚園としては、コミケ以外で初参加。
というわけで、何冊本を持っていったらいいか(一冊も売れなかったらどうしよう)
暗中模索の極みですが、ペーパーでもつくってみたいと思います。
スポンサーサイト

恰好のつかない輩 «  | BLOG TOP |  » 黒焦げPizza@一箱古本市

プロフィール

絹山絹子

Author:絹山絹子
狸穴幼稚園の図書委員

kochairo@hotmail.com
Twitter account:@quinutax

最近の記事

FC2カウンター

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

月別アーカイブ