2017-09

ドラドラキュキュドラドラ

おとついから、日増しに首のリンパが腫れて痛いよーの絹子です。
発熱しそうでしないから、中途半端に調子が出ません。
果たして明日のカラオケは行けるのでしょうか。

うちの職場は奇人変人ショーみたいな、
というかありえないくらい我儘放題の大集団で、
こんなヌクヌクの環境にぶーたれていられるミラクルにいつも眼を回しています。
まあ、奇人変人というのなら、僕も人後に落ちないでしょう。
そんな中、日々盛り上がるのは、狐の化かし合いです。

昨日、普段は仕掛け人である院生が、実験の進行があまりに悪いので
真っ青になって、相談してきました。
で、うまくいくコツを教えたら、その魔法の液体(というほどでもない、pHメーター動員の面倒だけど手作り可能なもの)は、どうやったら手に入るのかと聞き回りました。
そしたら、Aさんが、それは新幹線博多東京往復できる高価な代物だといいました。
さらに青ざめながら院生は、なぜみんな手作りしてるんだと訊くので。
僕は、既製品を買えば、アメリカ日本の往復チケットに相当すると、ノリノリで答えました。
ついでに、Aさんはさらに効能あらたかな液体は麦酒だと教えました。
。。。その頃になって、ようやく院生は、真っ青から真っ赤になっていました。
信じていたようです。
で、本日は、そのめっちゃ高い液体の名前をとって、テベステという新たな通貨単位が生まれました。
飛行機に乗るときは、500mlのボトルをもっていけば。
いきなり別室に呼ばれて、ファーストクラス扱いです。
特に、x10(十倍濃度:普通は作るのが面倒なので、使用時に希釈して使う)ボトルを持っていったら、マイレージが溜まりまくりです。
周囲からは「あの最高級ブランドテベステを・・・」と羨望の眼差しです。
給料がテベステで払われる時には、途中で気化したりしないように、凍結して持って帰らねばなりません。

ってな話で一日中、ゆるーーくお腹を捻らせていました。
脇では、相変わらず辞典更新にむけて、検索を怠りませんでしたが。
しかし、歴代のラボの中でも、ここまでゆるいというか(仕事の内容はシビアだけど)、へぼへぼラボは見たことがありません。
まあ、だんだん一年経って馴染んできたということで、いいことかもしれませんが。

***

現在、通勤中に、紀田順一郎さんの「古本街の殺人」(鹿の幻影)を、わくわく読み進めていますが。
そもそもチョイ前に読んでいたホームズもののパスティーシュがあんまりで、投げ出し寸前で同じ鞄に入っているというわけ。

シャーロック・ホームズ対ドラキュラ―あるいは血まみれ伯爵の冒険 (河出文庫)シャーロック・ホームズ対ドラキュラ―あるいは血まみれ伯爵の冒険 (河出文庫)
(1992/04)
ジョン・H. ワトスン

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いや、「ホームズとワトソン」という、メッチャ面白い二人の友情研究書(同性愛説を否定しようとしながら、どうもメンタルには肯定に傾いているくさいところが笑えます)の著者ジューン・トムソンのパスティ-シュがよかったので。
あるいは、完全版(字幕)のグラナダホームズで、今頃ジェレミーの色気にやられたため。
さらに夏コミでジェレミー本とか買って余計に嬉しくなったため。
今頃、こんなジャンルを彷徨い始めてしまったのですが。

このドラキュラ対決は、、、頂けません。
ジューン・トムソンも、よかったとはいいながら、両者に共通しているのは、理想のホームズ(及びワトソン)像が鼻につくということ。
きっとこの二人ならこういう行動を取るだろうという、くすぐりが過剰にでてくる。
加えて、「僕の」「私の」ホームズなら、きっとこうしてくれるはずだ!という、愛国心過剰追求型とか、日常なんでも推理漬け型とか。。。
まあ、これは、僕自身が好むホームズの一面である、麻薬におぼれるけだるさ、焦燥といったものからのズレであり。
よくよく二次創作をやっていた時代を考えれば。
そう、パロは、妄想の極大化であって、妄想の好みが合致しなければ、ダメなんだという、結論に達するわけです。

では、その好みの部分を排除しても頂けない理由とは。
ジューン・トムソンの場合、ストーリーにオリジナリティがあり、筆力がありました。
でも、ドラキュラというかくも著名なキャラと同じまな板に載せた場合、ついでに、ヴァン・ヘルシングも載せてしまった場合、ストーリーの骨は一見、簡単に構築出来るように思えますが。
本当は、ものすごく難しい挑戦をしていることになる。
だから、合間に、ドラキュラ伯爵がべーカー街221Bにやってきて、ホームズの名声はトランシルバニアまで届いているとか、餌食になって吸血鬼になった女性の色香にワトソンがやられそうになるとか。。。
そういうのは、なしにしてもらいたいと思うのは、僕だけかな。
うん、二次創作/ダブルパロは簡単なようで、めっちゃ難しいんだよという、お話でした。

ホームズとワトスン―友情の研究 (創元推理文庫)ホームズとワトスン―友情の研究 (創元推理文庫)
(1998/10)
ジューン トムスン

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Author:絹山絹子
狸穴幼稚園の図書委員

kochairo@hotmail.com
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