2017-06

歩きまくる


う~~。
素氏の通販につかっている、formmailerの旧版がサービス停止ということで
新たな物を仕込もうとしているのですが。
色々サービスは世の中あれど、現行の単純にフォーム内容を転送するものがみつからず。
仕方がないので、CGIを拾ってきて設置しようとしてるけど。
CSSまでは分かってもPerlが全然分からないので、悶える。
大昔に情報二種とかとったけど、COBOLなんて今や役立つ世界ってあるのか。
しかしなんとか、ねじ伏せねば。

さてと。
昨日もまた、めいっぱい歩きまくり。
家を出るまではノロノロのくせに、いったん出るとイチビル悪い癖が。

まずは本郷三丁目からスタート。
一年半も本郷キャンパスに勤めていたくせに、一度も入ったことがなかった
総合研究博物館の扉を開いた。
一気に静寂の世界へ侵入。

化石がオブジェ化されて足元に並び、赤い敷物の上には二百個ほどもサンプルが並ぶ
鉱石セットがあって、皮装の百科事典が居並ぶ下には、貝殻が眠っていた。
牧野富太郎の押し花や、本草学のややグロテスクな浦島草の絵を眺める。
そういえば、かのS先生は、浦島草や天南星といったサトイモ科の植物が秘めた色に
欲情すると、よくおっしゃっていた。
それで僕は、色でむらつく話を書いてみたこともあったことを思い出した。

ArisaemaSpeciosum.jpg


奥の扇型の部屋へと到着。
最小の照明の中、飴色の木製の机の上に、数点ずつ、模型が並んでいた。
眼を。
しゃがみこんで、眼を架空の地平線と沿わせる。
ひとつひとつ、製作者の名前を見ていく。
設計者の名前も大事だけど、こういう精巧な模型を作った人の名は苗字だけしかない。

真ん中のロの字の作業場では、女性がひとり、新たな建築模型を組み立てていた。
やはり、パネルで作製された、線形を基本としたものよりも、
ガウディみたく、スチロールを削りだしてつくる、曲線体の方が面白い。
作業場に置かれた、熱線でスチロールを切り出す道具に見入る。
小学校のときの電ノコみたいだけど、針金の部分が曲げることができるみたい。
足踏みのコントローラーもついてる。
僕も、今は左足でバーナーを操り、右足で吸引ポンプを操っているとき、
なんだか職人みたいだとか、一人ほくそえんでいたりするのです。

一角に、透明の大きな筒が置かれていて。
そこが学生さんが作った模型の廃墟になっていた。
白が基本の模型が、建物が逆さになり、純白の樹木がへしゃげている。
シュールな廃虚像。
写真でみると、金属的な雰囲気だけど、実際に模型を眺めると、精巧ながら、生きている感じがした。

二階にあがって、モンゴルの哺乳類の骨を、吹き抜けの明り取りの光を加えて眺める。
部品もそうだけど、骨格全体の家畜の標本は首を上げて見なければならず、余計に圧倒される。

受付のおじさんに、小石川分館の道順や図録のありかを訪ねる。
赤門横の最近できた売店(というかショップですね、東大にちなんだ絵葉書とかグッズが並ぶ)
に立ち寄って、鉱石や貝殻の図録をちょっと見る。

赤門の前の和菓子屋さんで、懐かしい柚子餅を購入。
正門の方へ向かい、これまたよくきた本郷郵便局前のバス停に立つ。
地図をみて、果たして植物園の北端に位置する分館まで歩けるのか、検討。
途中の白山は、ものすごい坂だった。
茗荷谷まで丸の内線で二駅、そこから歩くか。

とりあえず、またも懐かしい、名曲喫茶・麦にしけこむ。
いつ来てもいいなあ、ここは。
銅ジョッキのひんやりした感触が好きなので、アイスコーヒーと、大好きなツナサンドを。
名曲喫茶で、もちろんクラシック流れていて、レコードもあるにはあるけど。
ここって、リクエストとかできるのかしら。

結局体力と好奇心を天秤にかけ、半蔵門線で表参道に出没。
そう、前々から素氏に行ってみたらと薦められていた、日月堂さんに行くのだ。
根津美術館をめざしつつ、ふとふりかえった、マンション、パレス青山。
よかった建物の名前も控えておいて。
あー、ここって、推理作家協会と同じに、ひっそりとマンションの中にあるタイプ。
二階へあがると、207の扉はちゃんと開いていて、恐る恐る足を踏み入れた。

昔、レコードさくさくツアーをしていたころ。
渋谷のマンションの二階にお店があるところがあって、玄関ホールでお店をコールしないと
自動ドアが開かない仕組みになっていた。
あれは、緊張しましたね。
さらに、そうやってわざわざ開けてもらって入ったのに、何も買わずに逃げるわけにもいかないという。
行きの敷居の高さも格段だけど、帰りの敷居も高かった。
でも、今回は、普通に階段を上がっても叱られない構造だったので、ふーーっ。

お店は本当に小さかったけど、綺麗に整理されていて、うっとり。
でも、日月堂さんの週一サイト更新を垂涎極まりなく見ている僕にとって
あの綺羅綺羅しい紙物や海外の雑誌はどこにあるのか、見つけられなかった。
そもそも、素氏が昔から懇意にしていたという、店主さんに、
ほんの一言でも、話しかけようかと色々言葉を考えていたのだけど
電話中につき、結局、一冊本を会計して頂いただけで、終わってしまったのは無念でした。

続いて再度、表参道駅の方へもどって、直角に曲がる。
北青山に向かって、すぐ。
古びたビルではあったけど、こんな駅近!とびっくりする場所に、
根津で大好きだったオヨヨさんが引っ越しされていました。
そして、3倍近くの広さに、さらに、、、、あまりの未整理に唖然とする。
いや、その、まあ、でも、もう。
引越されてから二ヶ月近いような。
もったいないなあ、あんなに素敵な品揃えなのに。
人海戦術とかで、がーっと、とりあえず見せられるように棚に収めるとか
あるいは、パーテーションで一時的にでも区切って、倉庫部分と分けるとか。
魔都・上海本を買ったけど、次回こそ、ゆーーーっくり、じーーーっくり
全部眺められるようになっていて欲しいです。

で、いつもならお茶にでもしけ込むのだが。
なぜかオサレな土地柄ゆえ、腰が引けて、一気に地下鉄に乗り込む。
そのまま九段下で乗り継ぎ、迷っていた職場に行きました。
時間はもったいなかったけど、安心がほしかったので、
細胞ちゃんのお布団交換をして、帰宅しました。

ほんといちびり過ぎて疲れたけど、充実の休日二日間でした。
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絹山絹子

Author:絹山絹子
狸穴幼稚園の図書委員

kochairo@hotmail.com
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