2017-07

秋のおさんぽ

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昨日は本当に秋晴れの名にふさわしい一日でした。
お散歩にはもってこい。
ということで、午後から谷中方面に出没。

谷中は本当にいつも活気と静謐が絶妙な配置で組み合わされている場所で、
一本路地が変わるだけで様子が変わっていきます。
菊祭りの会場に飾られた菊人形。
葉もそのままにマネキンに挿した風情に大笑い。
素氏がいうほど菊人形を沢山観たわけではありませんが、
むかし、神戸の相楽園には毎秋、菊人形の展示がたくさんありました。
(ちなみに相楽園は、
どんぐり拾ったり、楽焼きで茶碗に怪しい絵付けをしたり。
いっぱい思い出のある場所です。)
ちゃんとお花の部分だけで上手に衣装を飾りあげていたイメージが強かったので
今回の無頓着振りに大笑いしたわけです。

一箱古本市は、やはり観音市と一緒になっていた
団子坂上の会場が一番密度が濃かったかも。
本は、またも二人してダブり本を増やしたりして、
僕なんか気づいたら財布が薄っぺらくなっていて、
思わずD坂UFJに駆け込んだりしていました。
わざわざD坂と呼ぶのは、
以前この支店でお友達と瓜二つの行員を発見したからですが。
そして喫茶「乱歩」はなにやら途中で店が閉まってしまったり、
素氏は乱歩の文庫で、ダブりをしでかしたりして。
相変わらず、DはDらしい様相を呈していました。

その最後に向かった会場では、ヤギさんが・・・いました。

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もの凄いスピードで、紙粘土に布地を貼り付けて
軒先にかわいい動物のオブジェがぶら下げられていきます。
手元をみていると、結構ごつごつっとした指でした。
もちろん、蹄じゃなかった・笑。
あとから古書ほうろうさんでちらしを拝見したら、
やはりメリーさんの正体は男性のようでした。
うーん、でも晴天のもと、空間が歪んでしまうような
みんながえっと目を瞠いてしまうような、不思議なパフォーマンス。
椅子に座ってぼんやり眺めていても見飽きませんでした。

あと、妖怪文庫というオブジェもかわいかった。

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で、この日の収穫で一番気に入ったのが、
高野文子の「おともだち」。
綺譚社版のオレンジ箱本で、装丁(南伸坊)から中の多色刷までみんな凝っていて。
さらに、チルチルミチルの青い鳥を題材にした少女達の学芸会のお話がすごくよかったです。
版型はちがっても、山村暮鳥の「ちるちるみちる」と似ているので
狙っていたのかなあとか、思ったりもしました。

僕は高野文子やひさうちみちおといった漫画家は、どうも入り込めないところがあって。
ながらく距離をとっていたのですが。
素氏がいうように、さべあのま的な変化も感じながらも、
同じガロ出身の鳩山郁子さんに通じるような、世界観をこの一冊では強く感じたのでした。
古書ほうろうさんには、筑摩書房版の再版が置いてあったのですけど、
そちらは、箱の色が、浅葱色になっていました。

カレンダーでは三連休といっても、ほとんど休みになってなかったけど
半日でものんびり闊歩できて、何よりでした。

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