2017-10

こむらかえって身悶える

おくちの中のねんまくをちょいともらって
くりーんべんちの硝子のむこうにうでだけつっこんで
けんびきょううをのぞいて小さく小さくきざんで
いちじかんばかりあったためる。

もらった血を一分間に三千回転させて黄色にすんだけっせえをとりだす。
だいじなえいようだからいってきものこさずとりだして
4%くわえたえきたいのお布団をつくる。

きざんだねんまくがゆるゆるになったら、
もういちどけんびきょうをのぞいて
じょうひのつぶつぶがついた皮だけ、きれいにはがしてゆく。
ピンク色のいーでーてーえーにつけること、7ふんかん。
さらにけんびきょうで、皮をほそーーいピンセットでさわさわとこする。
さあ、じょうひがばらばらになったよ。
のこさずあつめましょう。

一分間に一五〇〇回転させて、ちゅーぶのそこにあつめます。
うわずみをていねいにとって、もういちどふゆうさせて。
かずをかぞえましょう。
ケッキュウケイサンバンに10まいくろすわせて、
けんびきょうでのぞくと、とりぱんぶるーの青にそまったのはしんでるから
かぞえちゃだめなんです。
9かける10の5じょうこ、とれました。
ふーー。なかなかたくさんとれたね。
あとは、ろくとうぶん。
にしゅうかん、ぶじにそだってくれるかな。

ぜんこうてい、4じかん。
きのうは2くーる。
きょうは1くーる。

背中がさけて、異星人がうまれ・・・かかっています。
こむらかえりは、夜明けに名産品なのに。
晩御飯の最中、こむらこむらと、ふくらはぎがへこんで踊りまくってました。
ちなみに、コブラ返りだとずっと覚えてました。
だってふくらはぎの形って、コブラだもん。

10月、一箱古本市に参加したいと思ったのですけど
あの三連休もぜーんぶ出勤だと判明。
おーのー。
せめて休日出勤に別途給与でも出ればいいのにー。

でもみんなのカルテを眺めていると、
頑張るしかないなーーと思う毎日です。

そういえば、移植コーディネーターさんと煙草タイムを一緒にしながら話していて
コーディネーターの離婚率がめちゃくちゃ高いことを知った。
突然のコールがあるって、まったく予定の立たない仕事ですから。
僕の方が、まだ1週間前にわかるので、ずっとずっと楽なんだよ。

で、そんな中。
エチアンブルの「聖歌隊の少年」読了しました。

膿の中にある聖性を求めてみたけど、
ひたすらに膿だったので投げ出しかかりましたが
なにしろ珍しい梅毒文学で、
梅毒といえば、僕は「バタイユ伝」のしょっぱな、
バタイユのお父さんが、椅子に座ったまま腐っていくシーンが鮮烈で。
きっと彼の死とエロス、腐敗とエロスの系譜は、
これが原点に違いないと思わせたのでありました。
結核文学(サナトリウム文学)が、
どこか夭折神話みたく清らかな死への慟哭的であるのに比して
こちらは、感染経路のせいか、どうもイメージが悪いようで。
なにより、キンシンソウカンや同性愛を扱っているので、
(いや僕は同性愛文学は大好きですが)
さらにママがまさしく膿そのものな存在なので、
途中で投げ出しそうになりました。

しかし、こんなにリアリスティックに描きながらも、
哲学に没頭する少年の思考解析によって自らを悪夢から脱出させようとする姿は
ものすごーーく観念小説なんですね。
そう途中まで野坂昭如の「アメリカひじき」を読んだ時の嘔吐感に近いものを感じてはいたけど、
中盤からは、こりゃまたすごいわと。
結局大変面白く読めたけど、きっと投げ出してしまう人も多いに違いない。
神の存在を存分に疑り、冒涜を実践し、
明らかに老成といわんばかりにあたまでっかちに育っていく優等生アンドレ君は
どうやら、この先も物語が待っているらしいです。

で、ちょっと頭が裂けそうになっているので
「グリーン家殺人事件」でファイロ・ヴァンスと法水のすっとこどっこい振りを
比較しつつ、軟化させようと、目論んでいるところであります。

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