2017-11

伯爵に男爵に

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池袋は暑かった~。
でも古書市、すごく楽しかったです。
三時間みっちり見ても、まだまだ全ては見尽くせなかった。
何しろ、今回は紙物がテーマなので、ポスター絵葉書パンフなどなど細かいものが一杯。

一瞬欲しいと思ったのが、戦勝消印(?)を集めた小さなスタンプ帳。
ガダルカナル陥落とかの感じで日本軍が功を収めるたびに押されたみたいなもので。
笑えないポケモンラリー状態。
でも3冊セットで高くて手が出せませんでした。

松田修さんは、なんというか僕にとっては外れのない人です。
ものすごくあっちの匂いが漂うのだけど、この映画論をぱらぱらめくってると、あっちの人じゃないのか、いやあっちの人でも女優のファンがいたっておかしくないねと。
永島敏行との対談とか、実はウハウハなの?と笑えます。
この人の、死に直結する(もう予感以前なの)お耽美加減が、滅法好き。
しかし、この装釘、、、めちゃくちゃださいわ。

僕は本職じゃない人が書く映画論が、結構お気に入りです。
先日も筒井康隆の「不良少年の~」が、取り上げられている作品は全然分からないんだけど、
映画を取り巻いた思い出があんまり面白いので、
あんまりやんちゃ過ぎるので、大笑いでした。
この間も、他の本は全くもって読みたくもない藤本義一の映画本を買ってしまったところです。
奇妙な短編小説風なんだけどパゾリーニとか、メッチャ面白そう。

で、存分に気晴らしした後、以前何度か講義のあとで連れて行ってもらった、喫茶店「伯爵」にしけこむ。
ここに集った仲間たちにはみんな耽美な呼称がついていて。
中には男爵(バロン)という青年もいた。
バロン、お元気ですか?
チェーン系の喫茶店も嫌いじゃないけど、時には喧噪を離れてしっとりした喫茶店に入りたくなる。
何より、「禁煙席はどこですか?」と尋ねたおじさんに
「全席喫煙です」としゃあしゃあと返答するお姉さんがいなくちゃ。

「伯爵」は綺麗ですが、むしろ僕は、もっと数十年を遡る、始めからアイスコーヒーにガムシロが入っているような、ソファふかふかだけど破れているような、お弁当持ち込み可だったりするようなお店が大好きです。
そういう方には、是非とも本郷の名曲喫茶「麦」に行って頂きたい。
打ち解けることがほとんどなかった前職場で、僕の送迎会の日。
同僚ちゃんたちをあそこに連れて行ったら、「ここ、すごくいいね」と喜んでもらえました。
怪しい喫茶室巡りも楽しい余暇のひとつです。

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で、紙物はこの二枚の絵葉書。
どちらも大正十二年九月一日の大震災の惨状。
浅草十二階は鉄骨剥き出しでへし折れてます。
警視庁は猛火に包まれてます。
彩色写真とかセピアな外国のろりっこ写真とか、可愛いのがいっぱいありました。
でも、何故かこれが一等素敵に見えたんだ。

リブロのあとは、往来座へ。
相変わらず、素敵な棚。
しゃがむたびに眩暈(うっとりじゃなくマジで)しなかったら、もうちょっとじっくり見たのですが。
難を云えば、パラが多すぎなのよ。
タイトルもう少し見やすくなるといいのになあ。

帰りは散歩熱が出てしまい、なぜか目白までてくてくしました。
勿論、道に迷いましたとも。
学習院脇の並木道は二度目だけど、今日も夕日がいい具合に輝いてくれました。

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● COMMENT ●

Sちゃんさま。
こんばんは、えへへな情報ありがとうございます。
そっかー、やっぱしー。
ってあれで違ってたら犯罪ですよね・笑。
大学ではどんな所業をされていたのか、大変気になります。
刺青は、、、入ってないか・苦笑。
直接お目もじが叶ったら、ぜひぜひ!

しかし、自分がそっちの嗅覚ばかり鋭くなるのも情けないものがありますが。
ま、仕方がありません。
ある種のお耽美臭ですもの。

あ、先日のたくぢコメント、返信できずすみません。
色々困ったメルが届いたりで、沈みがちだったもので。
じゃ、カラオケに行ってもたっくんの歌は決して入っていないので、ビッグサイトの喧噪の中でも歌います・笑。


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