2015-03

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生徒会とか学級会とか

その昔、大演説ぶちあげて、
加えてさらに有効な応援演説に支えられ、
生徒会副会長になったはいいが、
根本的に対人関係に問題があったため、
いざ生徒会に入ると、
全く他の役員と上手くやれない中学生がいたらしい。

かくいう僕です。

キリキリマイで、
正義を振りかざし、
人を論破することにのみ心血を注ぎ、
友達もバッサリ切り捨てる、
そんな人がおりました。

かくいう僕です。

でも最近とみに弱ってきて、
似た遺伝子もつ人から、
正義の報告メールが届きまくると、
凹みループで、動けなくなりました。

とはいえ、
鬱に薙刀振るってでも闘わないといけないらしく。

また明日から見せかけ副会長の面持ちで
闘いに挑まねばなりませぬ。
早く終わらせて、
幻を彷徨いたしたし。

森の奥に棲む、
大手拓次いうところの、
球形の鬼や、美の彷徨者や、舞い上がる犬にでも会いたい。

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石を積む

どうしてそんなことを強要されねばならないのか、分からない。
霊魂や彼岸を信じる人がいても結構だけど、信じて礼儀を尽くせと無体な理屈を押し付けられるのは御免だ。
焼き場で骨を拾った人、人体解剖に立ち会った人なら、よくよく死がもつ一つの明白な意味を知っているはず。
彼らは立ち去ったのだ、肉体は遅くれても、すべからく立ち去る。
旅人を懐かしむ、思い出す、それも個人の自由だ。
彼らは社会的認知度にかかわらす、偲びたい人に偲ばれればいい。
誰かにとってと、貴方にとってと、私にとってと、みんな異なるのだ、その斟酌も涙も忖度も。

それに彼らはもう何も感じない。
無をただよう、現世との糸を切り、浮かぶ。
だから貴方の『思い出してやれ』は唯の傲慢な強要に過ぎない。

本当は皆分かってる。
遺された者が時間を費やしておこなう『気を済ます』ための長い長い闘いであって、旅人にはもはや現世的な感情はない。

神様がニンゲンを創ったのではなく、ニンゲンが神様を創ったのと、同じように。

こうやって書いて、
また明日から僕は礫に打たれ、
実は内部からの礫を外からだと幻視し、
蹲る。

雪は水分を土に与えて、分子の距離を引き絞り、躓くものを一切受け止めず、
春を知る。
純白のまま、独り正義と潔癖を翳して、
春を知る。

拙速の果て

つたなく、まずく、急ぎすぎるとロクなことは起きないが。
とある画廊の方のおかげで、杞憂がいっこ消える。

朝、探していた継承者さんからお電話があったのです。
電話してくださったのは、ブローディガンとも仲良しだったという、かつて六本木の名物ママさん。
お父様は映画監督にして翻訳もこなす方。
勿論、人と話せない僕は無理なので、素氏に対応をお願いする。
盛り上がってました、電話口で。
松山さんや種村さんとも、飲み友達だったんだって。
ちゃきちゃきのおばあちゃまだったみたいですよ。

つーことで、三号完成したら、本を持って長野にご挨拶に伺うことに。
へたれの僕も同行すべきとのこと。
緑の空気いっぱい吸えたらいいな。
ついでに、福永武彦ゆかりの信濃追分も行きたいなあ。

毎日、胃がなくなりそうなほど凹むけど、
なんとか可愛い本にしないと、レーゾンデートル消滅でしょう。
そして折角承諾してくださった三人の継承者さんにも、感謝が伝えられる本にしないと。


シンメトリーの地図帳 (新潮文庫)シンメトリーの地図帳 (新潮文庫)
(2014/08/28)
マーカス デュ・ソートイ

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美しい音楽が、ずっと聴こえる本。
シンメトリーって、ずっと線対称のことだと思ってたけど、そうじゃなかった。
鏡面だけでなく、回転や、法則で、同じ形に戻せることだったんだ。

アルハンブラ宮殿の中で、夢中になってシンメトリー探す遊びにわくわくする。
そして僕も、道を歩き、壁や地面に張られたタイルや煉瓦に、ああ、これもシンメトリーと感動する。
美しいものは、本当は身近に隠れているんだ。


また失敗した。
焦りは禁物なのに、催促したみたいになってしまい。
胃がもげる。
基本的には遊びなんだから楽しくやりたいのに、
そもそも他人の作品を扱う礼儀を弁えろという觀念に取り憑かれてから、また元々いい加減に物事仕上げるのが大嫌いなので、みんなひっくるめて、やり過ぎマックス。

僕にとって、時間と成果が比例する作業はとても楽で、つまりやったらやっただけ結果がでるルーチンとか、大好きで、一方いくら時間かけてもいい結果を生むとは限らないことというのは、苦しいけど喜びも大きく。
前者には、罪悪感が、ミスは許されない余白のない神経キリキリ感が、伴う。
復刻や校正や編集作業は前者に近く、創作は後者に近い。
張り巡らした蜘蛛の糸に、仮想の順位を与えて、機関銃的にやることリストを頭に並べ、進行作業をこなす。
こんなの、遊びだから出来るのだ。

ラボが空中爆発寸前、おかしいくらいに。
日々意味不明の地雷や、世の潮流ベアに完全反した30%ベダや馘首が、平気で通達され、まあ酸欠極まりなく。

しかし、世の、オバハンとかババアとか呼ばれる種族は、もはや図太いとかではなく、自己認識、自己反省、内省なんて言葉とは無縁の境地にあり、たとえ数秒前自身の唇から出た語彙も完全に焼却できる稀有な能力を持ち合わせる。
さらには一日の口輪筋運動量に達しないと我慢ができないらしく、たとえ相手が蛞蝓だろうが毒蛾だろうが、ある決まった量の語シャワーを浴びせかけないと一日が終わらない、傑物です。虫たちはただ聞けば、チャージ完了。
僕は耳栓をしたカメムシになり、悪臭だけのこして立ち去るので、堪らなく怪物たちには、邪魔な存在でしょう。

酸素もない荒野だけど、とりあえず生きているらしい、
カメムシ君。

世界凍りつけ。

つかわしめ

言葉は恐ろしい
言葉に僕たちは使役されているのだ
と、常常感じるのは、
言葉というものが、枠の一種であるからだろう。

たとえば、{  } こんなマークで内包する枠。
たとえば、輪切りにした人参にぎゅっと押し付けて、桜の形に抜く行為。
いざとなれば風呂桶に風呂敷を突っ込んで、水だって運べます。
そういう、ある意味、緩やかな適度な枠、布、範囲に突っ込んで差し出されたものを、受け取った側が、開いて見たら、中身が実は変わっていた、というようなこと。
その落差に人は驚き、時に泣き、時に笑う。
というのも、受け取る側も、似て非なる枠を使って、鍵を差し込み結び目をほどくので、往々にして中身が変質させざるをえないんだ。

枠は認識と呼んでもいいけれど、
多くの人はこれを無意識に使って、ガッコンガッコン型抜きしては桜吹雪を散らしてるつもりで、相手はみぞれどしゃぶりってことにもなっている。
でも散らした側も、濡らされた側も、鈍感なので、少しおやおやと首を傾げる程度になる。
が、この無意識ほど恐ろしいものはない。

さて、俺が使役する側になってやらあ、と意気込んでみたところで、一般人の器では到底無理なのである。
せいぜい、一個でも言葉を覚えてあげましょう。
一語書く前に、口から出す前に、それが適切なのか知りましょう。
特に、不相応なその言葉、とても下品に響きますというのに神経立てましょう。

でも、かの戦前の本当に言葉をよく知る人たちですら
たとえば、谷崎とか、日夏とか、
つまりは、型抜きを沢山持っていて、使い分けていた人たちだって、
ああ、この微妙な味わいを、いかに表すべきであろうかと、思い悩んでいたに違いない。
枠を知れば知るほど、己がツカワシメのような気分に陥ったかもしれない。

それに、使役の呪縛を逃れるには、
もう一つ、詩神を召喚するっていう魔法もあるらしいですよ。
枠の曖昧さに怖気づくよりも、メタファアが内側から言葉を制する。
若草の萌える頃、人は一度は、そんな力でもって、隷属の恐怖から解放されるような気もするのです。

**

と、僕は毎日、こういう益体もないことを考えている。
そのこころは、
下品撲滅運動なんだけどね。
いつか、僕の枠の「下品」とは何か説明したいと思う。


プラセボ

睡眠八時間とって、変な夢二連続みて、
昼前から睡眠薬盛られたみたいに眠くてふらふら。
一度も睡眠薬飲んだことないから、予測的発言。

昨日は実家が実は旅芸能を生業にしていて、本当は明宏というお兄ちゃんがいたとかいう夢。
その兄はどこかであったようなおじさん。
彼は九歳の時、自分の意志で家を出たのだが、その理由は君にあったのだと、恨みではなく、奇妙な愛情めいた視線を投げかけられる。
折しも実家は解体直前(本当は半年前に終了)で、天井板が観音開きにあいて、左右に階段が降り、階段の上には百合模様の布団マットレスが何枚も詰まっている。
さらに観音開きの中央部には水色の巨大な扉があって、水が滴っていた。
お兄ちゃん曰く、これは天井に隠された冷凍庫なんだと。解体目前で壊れて大変だと。
僕は一体冷凍庫の中には何が、もしかしたら死体と、茫然と見上げる、そんな夢。

カラーの夢だったな。
昔はナルニアみたく、箪笥を開けると別の空間が広がり、赤い廊下、赤いトイレ、赤い秘密の部屋があり、またやけに神々しく光に満ちた窓の外から赤ん坊の泣き声が聞こえて、下を覗こうとして、落下しつづける、怖い怖い繰り返しの夢シリーズがありました。

でも天井が異界に繋がるのは
初めてでびっくりしたよ、もう。

頭おかしくなる、ますます。

黒揚羽

高校生だった狩野都は
小説が書けなくなって
あんなに嫌いだったスカート履いて
日夏さんの庭で黒揚羽の大群に包まれたまま
立ち尽くしていた。

暑い日だった気がする。

揚羽に襲われた彼女を
本当に蝕んでいたのは、何だったのだろう。
あの淵はどこから生まれたものだろう。

狩野と僕らは同じ年だ。
狩野はまだ生きているだろうか。
向日葵さえ灼けつく夏の日差しを浴びているだろうか。
まだ書いているだろうか。

彼女なら
もうこの星にはいなくとも
きつときつと
書き続けているだろう。
魂は、気を済ましたりしないだろう。

時計

機械として至高の美しさ、
記号として、人に容赦なき憎しみを与えるもの。

期限、期日、有限、破壊。
時計を壊すことは、それ自体の破壊ではなく、
個人の存在、ゆるされてそこに立つ権利を奪う。
精確が憎悪され、理不尽にこらえきれず、

発条の嘔吐。

梅の宇宙船

今週は水金やすむ、
来週月曜は恐らく最後の培養開始なので
今日誰もいないラボで一人準備。
誰もいなけりゃなんとかなるかなーと思ったけど
帰宅時具合悪くなる。

背中にオバケ乗っかってるみたい。
何を見ても、何を聞いても凹みの引き金になる。
あと50日くらい行けば終わりか。
それはそれでいいことなんだけど、その先、普通に仕事する自信が全く持てない。

今から送別会とか花とか。
そういう恐ろしいものが登場するのではないかと、びくびくする。
その前に下品な人たちにあれこれ詮索されるのも怖い。
だから今月末までは黙っていよう。

僕は花束が苦手です。
匂いもそうだけど、佇まい自体、最強の暴力に見えるのだ。
そもそも動物も植物もぼくのニガテを彼らはとっくに知っていて、
向こうから避けていくのだけれどね。

亀戸天神の梅は、ほっこり白や紅や桃や八重や枝垂れやもろともに繚乱でありました。
長寿の泰然とした老木たちなら、僕の緑の指になれぬ茶の指の穢れも赦してくれるらしい。
観てもいいよと云ってくれていたようだ。

蜀咏悄 1

蜀咏悄 2

蜀咏悄 3

でんでんでんぐりがえって、ばいばいばい。
地球の外って真っ暗っぽい。

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絹山絹子

Author:絹山絹子
狸穴幼稚園の図書委員

kochairo@hotmail.com
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