2014-08

ごちっく

慌しい季節が少し緩むと、すぐにウツの季節がやってくる。

僕は職場では本当に仕事に関わること以外一切口を開かない。
僕は実はイベントがひどく苦手だ。
イベントで声を掛けてくれる人が嫌いなわけじゃ決してないのだけれど。
会話というものをどうやって成立させていいのか、もはや分らなくなってしまった。
初対面の人は、まあ何とかなるけど、知人レヴェルはもう本当に何やってんのか回転不能。
だからすみませんとしかいえないけれど、
モグモグしてたり、ひどい時は少し離れたブロックに姿を見ただけで逃げ出しちゃう。

オタクな人の中には
普段は無愛想でも、自分の好きなことは話したくてウズウズしてる
特化的な雄弁者も多いと思われる。
けれど、僕は空っぽなので、自己完結がひどいので、
たとえ本のことでも、他に好きなことでも、語り合う欲求と熱情と言葉自体を持っていない。
だから聞く分には面白くても、声が喉で詰まってしまう。

人から感想を貰うことも、
それは好意と贈り物であるはずなのに、とても困ってしまう。
逃げ出したくなる。
顕示欲と不干渉の二律背反なのだ。

緑の指に対抗して
「茶色い指」の持ち主であるからして、
あらゆる植物を枯らす能力を持ち合わせ、
動物にも一切愛着がもてない。
つまり偏屈なる孤独者でも心を開くという存在にも触れる資格がない。

都会から離れて「人の声」から遠ざかることをずっと夢見ている。
けれど実際には、遠い地は、独自の稠密なるコミュニティが存在し、
余計に一人になることが許されない。
土に触れて作った菜園の野菜は悉く枯れ、
周囲からは変人扱いされ、
孤独を喰らって生きるには都会の方が遥かに生きやすいと
そこでも挫折を負うことになるだろう。

つながることってそんなに大事なことなのか。
もっと無造作に多くの人はやっていることなんだろうか。

考えても考えても答えがみえないので、
忙しくして、黙々と作業を積み重ね多忙の淵に身をおくことで
忘我するしかないのだろうと結論づける。


DSC_0426 zz

写真は7月に訪れた名古屋で偶然見つけたコンクリートと鉄のゴシック建築。
布池カトリック教会。
スポンサーサイト

NEW ENTRY «  | BLOG TOP |  » OLD ENTRY

プロフィール

絹山絹子

Author:絹山絹子
狸穴幼稚園の図書委員

kochairo@hotmail.com
Twitter account:@quinutax

最近の記事

FC2カウンター

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

月別アーカイブ