2014-05

他愛

人は他愛もない嘘をつく。
イエスと応えても、ノーと応えても差異のない状況で、
勝手に口が動いたみたく、違うことをいう。
でも、まあいいだろうとか、すぐに流す。

その嘘を見つけたのは、偶然のことだったけれど、
読んだ僕にはむしろ影響のないことだが、
書いた本人にはとても大きな嘘になりそうな、ことだった。

僕に云ったことが本当なのか、
書かれていることが本当なのか、
そもそも偽って何の理があるのか、妄想なのか、希望なのか。

直接触れることは決してしたくないので
忘れるに越したことはないだろう。
穿てば、ここにも血の呪縛。

それにしても、「他愛」というのは奇妙な言葉だ。
「たあいもない」と否定した時だけ、他愛は当て字になっているのだと。
一方、余り使わないけど、「他愛」という語もあるらしい。

「自分のことよりもまず他人の幸福や利益を考えること」

むしろ当て字ではなく、
本来の「他愛」と緊密に結びついていれば、よかったのに。

そうすると、「他愛もない」は利己的なという意味になる。
他愛なくみせかけた、そういう他者を困惑させる事象もあると思うのだ、実際。
スポンサーサイト

NEW ENTRY «  | BLOG TOP |  » OLD ENTRY

プロフィール

絹山絹子

Author:絹山絹子
狸穴幼稚園の図書委員

kochairo@hotmail.com
Twitter account:@quinutax

最近の記事

FC2カウンター

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

月別アーカイブ