2013-06

多国籍雑貨ビル

気晴らししている場合じゃないけど
本日は、散歩がてら馬喰横山に雑貨を観に行ってきました。

最近その存在を知った生のロシアネタの宝庫で
とっても面白い「ロシアぶろぐ(仮)~目指せ1日1ロシアネタ」さん
が紹介されていて、うわ覗いてみたい!となったので、出掛けました。

その雑居ビル・アガタ竹澤(東京都千代田区東神田1-2-11)は、
都営新宿線・馬喰横山/JR馬喰町から徒歩五分圏内。
地下から四階まで欧州雑貨のお店やギャラリが詰まってました。
チェコ・フランス・ドイツ・オランダ。

チェコの絵本に、じゅる。
オランダのミッフィーのこけしに、じゅる。
オーストリア・旧東ドイツ、西ドイツの切手(一枚20-40円!)に、じゅる。
目付きの悪い猫マトリョーシカに、じゅる。
大きなムーミンのケーキ型に、じゅる。

色々逡巡して購入したのは
フランス雑貨屋さんで、メイドインチャイナで、日本の作家さんプロデュースで、ロシアのマトリョーシカ型のペンケース。
リアルに多国籍丸出しやん。
あんど、多分定期別にしたら失くしそうで使わないかもしれない、でも粋なパスケース。

rusia.jpg

その後、近くに繊維問屋街はあれど土曜は閉まってるので
ふらふらとシモジマに吸いこまれ。
ええ、陳列材とか、梱包材とか、袋ものとかを小売してくれる店。
お店やってる人には馴染み深い、同人誌販売でも色々使えそうなアイテム満載な店。
たしかに日頃見かけてはいるけど、何処に売ってるの?
ホームセンターでも置いてないぞ的なものが、わんさと陳列されてる。

特に、福引の三角くじ。
はずれから、一等、二等、三等…ってばら売りされていて、
自分で当選確率決められるようになってる。

つい、コミケとか文フリで福引やりたい!と思わせるからこわい。
でも賞品何にします?と聞かれたら困るよね。
以前から作りたいと思ってた、虫太郎バッヂは、十三舎さんに先を越され…。
ちなみに、もう完売してしまったみたいですが、こちら

テレーズ人形、フェルトで作るか?
とか、誰も欲しがりそうにないモノしか思い浮かばない散歩てくてくな一日でした。
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こわばり

先の中村真一郎の月報の結び近く
「老年の訪れとともに、グリーンの魂の中には、ほとんどかたくななといいたいような、こわばりを感じるようになって来ている」
という箇所がみられる。

この「頑な」という言葉の意味するもの。
筋肉がしなやかさを失い、徐々に固まっていくように、
人は社会道徳あるいは他人の見出した真理などからは遠く離れて
経験にもとづく、いくつかの決定項をつくりあげてしまう。
固執、不可侵の取り決め、こういう風にしかならないという思い込み。

これは誰にもあることで
「三軒先のじじいの頑固さにほとほと呆れる」
とかいった表現にも近いものもあるのだろうけど。
でも、彼が表現者ならば、異なる見方もしたいと願ってしまうのは
難しいことだろうか。

特に選ばれし鋭敏に研ぎ澄まされた感覚と
年経るごと、ひとつずつ残酷にも交換せねばならない
この膠着を放置したままにすることに抗わないはずはないだろうし。
もし、交換させられていることすら、感じ得ないようになってしまうなら
もっと切ないだろうと思う。

**

誰かに憧れること、誰かを尊敬できること。
そういう、ある種の崇高な時間を持てる人を少し羨ましく思う。

僕にはもうほとんどそういう対象はいなくて
唯一思いつくのは、鯵缶のボーカルさんだけど
ライブには行くけれど、直接会いたいとかは思わない。

ただ、遠くから観ていて感じる姿は、
本当は非常に排他的で他人に理解を求めないのにもかかわらず
志向が世界に向かって開花し
たゆまない積み重ねによって、
年齢に逆行して感覚を磨き、
言葉や音自体のもつ力を倍加できるようになっている人だということ。

天賦の才は決して永続的なものではなく
むしろ確かであったはずの種の多くは無情に啄まれ朽ちる中で
抗い転げまわって、
今も「綴ること」「響かせること」ができるという力に驚嘆しています。

**

若気の至りは、万民に注ぐ太陽みたいなものではあるけれど
しかし手放したくないと、もがかなければ
簡単に陰ってしまうのだろうと、
単純なことながら、自分に言い聞かせる。

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絹山絹子

Author:絹山絹子
狸穴幼稚園の図書委員

kochairo@hotmail.com
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