2009-07

跳んで瞬く、その先の-3

Image2691.jpg

そう、今回は、こういう本なのだ。
ぼく、文字書きさんなんですが、今回だけ特別。

えっと、イラスト総数58枚。
現在、11枚、一時間に一枚は描ける。
ただし、下絵案ができてるやつに限る。
(ええ、まだコンテっていうか、案が半分なの、ひー)
初挑戦にしては早いけど、間に合うかなー。どうかなー。

目標は、30日のT出版二割増(ひーーー)。
あるいは、1日のPWの通常(通常でもT出版二割増より高いぜ)。

レザ、ビィバ、ボムビムバ、ペカ、ラブゥ、マネシ、ナックス、ヌーゼ!
僕に力をおくれ!

でも、、、この本出来ても、誰が手に取ってくれるんだろう。
超絶自己満足本になるにちがいなし。
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跳んで瞬く、その先の―2

「きみに慰められてもどうにもならない。ぼくは希望を失った。いまはもう、ぼくの構想がいつかは実現されるだろうという希望もない。そんなことはもう考えられもしないんだ。きみの塔がすべてをこんぐらかしてしまった。きみはぼくのすべてをこなごなに打ち砕いてしまったんだ―ぼくのすべてのダイヤモンド―ぼくのすべての硬い花崗岩の塊を。きみはぼくという男そのものを破壊してしまった。この傷に膏薬はない。ぼくにはもうパラス星にいる場所がない。ここでなにをすればいいんだ?ぼくは余所者だ。ぼくは余所者だということが我慢ならない。パラスの滑らかに磨き上げた未来というぼくの夢想の数々は、雲散霧消した。これが我慢できますか。きみの塔をこなごなにしてやりたい。そうとも、こなごなにしてやりたいんだ、レザベンディオ!」
またしても大粒の雫がペカの眼からあふれ出し、頬に滂沱と下った。144p

***

高き理想の志士たるパラス人たち。
その高邁さゆえに、他者の理想を我知らず破壊することもしばしば。
炎も水もない、カラカラに乾いた地には、膏薬の材料たる水分もない。
ペカの情念の涙は、この後、涙の故を、彼の絶叫を聞き落とした者たちによって、膏薬の材料とされる。
時にこの星に流れ込むこうした平板極まりない無神経さが、現われる意味はなんだろう。

***

P・Sおぢさんは。
antisexualの人であった。
だからこそ、パラス人の生は、地中に発見された胡桃から飛び出すことであり、
パラス人の死は、信じた他者に、願った他者に、自らの思想ごと肉体を吸収してもらうことで、成立する。

さてこの例文で
「きみはぼくという男そのものを破壊してしまった。」という箇所があるが。
ぼくと名乗っていても、ペカおよびパラス人に、男という語は相応しくない。
人間というのも、相応しくない。
たぶん、英語のONEみたいなものなんだけど。
ちなみに、原文では、Du hast mich selbst zerschlagen. ってなってるけど。
You smashed me by yourself. って直英訳するとつまらないな。
ちっとも奥がのぞけないや。

跳んで瞬く、その先の

「もともと塔は、レザベンディオのための跳躍台にほかならないのだ。ねえ、レザ、きみのためにこそ塔は建てられているんだぜ。きみは上のパラスの頭部構造に行きたがっている――あれと一心同体になりたがっている。そこらのパラス人の腹のなかに消えたくないんだ。上の大彗星構造のなかに消えて――きみ自身が一個の彗星になろうというんだ。」

「そうだろうか?」レザは低声で応答した。
p199

***

そうだろうか。
そうだとも。

困惑も喪失も、君のものだ。
気づき導いた、君のものだ。
きっと高みにゆけると、後押ししてもらえる、その幸福も君のものだ。
僕は見上げている。
もはや肉眼では認められなくなった君の柔軟極まる姿を。
僕は聴いている。
もはや波長をなさぬ君の声を。

***

まるでこれは結晶化した青春譜のよう。
猶予のない選民の遺書のよう。

生存確認

長いこと、自分のブログのぞいてなかったら、テンプレおかしくなってました。
なので、黒猫ちゃんに変更。

やっとお尻に火がつきかかったようで。
蝸牛のささやきは今回初試みに挑んでいて、その方法論に四苦八苦。
はてさて、星物語クロウを表紙に使う本は、間に合うのかしら。
まだ、下書きも仕上がってません・涙。

ちなみに、素氏の9号は、苛烈な論理三兄弟に悩まされているようですが
おおむね、順調のようです。
今晩は、僕が中学の国語の授業で散々鍛え上げられた論説文の組み立てについて
素氏に熱くかたってしまいました。
あと、論説文や研究書よりも、遥かに随筆の方が難しい旨伝えました。
前者は骨剥き出しでいいんだよ、後者はあるべき骨を見せずに空気で読ませるのだと。

でも、今回の僕の作業は、こんな技は一切効く気配もありません。
間に合わせたいけど、間に合わなかったらごめんなさいということで。
月末どうなるか、お知らせしたいと思います。

もう一箇月以上本を読んでいません。
というか、同じネタ本をずっと抱えて通勤しています。
はてさて、どうなることやら。。。

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絹山絹子

Author:絹山絹子
狸穴幼稚園の図書委員

kochairo@hotmail.com
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