2009-04

お休みはいつやってくる

お久しぶりです。

前回の日記は、入稿目前なところでとまっていますね。
その後、あまりに頑張って仕事してまして、家に帰れば呆然とミステリチャンネルやアニマックスを観る日々。
このペース、五月も六月も同様になる模様。
せめて一ヶ月に4日くらいは普通に休みたし。

12日、岩本町付近のT出版に入稿にいく。
以前と外装が変わっていたため、4度目なのに思いっきり道に迷い、ようやくついたら横にいた素氏に受付のおねえさんが、あからさまに怪訝な表情を。
万世にてビールで乾杯。箸袋やコースターが可愛いので持ち帰る。豚の家族キャラ。

13-23日、ひたすら細胞と蛍光物質とELISAと格闘。
実験ノートが一か月分以上未記入という異常事態に頭を抱える。
細胞がうまく育たず涙と冷や汗を流しまくり、やっと嵐がおさまったかと思った瞬間、ダメだしで諸手をあげる。
臨床って、、、臨床って、、、死ぬ。。
僕だって患者さんに光をあげたい。
あと、素氏にいつもいわれること。
ネジの一本でいたいと思っても、頑張っちゃうと、ネジから上にあがっちゃう。
そのくせ、初めての昇給は、、、異常に少なかった。。
派遣の時でも、時給で30円はあがったのにねえ。
この遣る瀬無さよ。

16日、なんと中3日で、「眼鏡文人小栗虫太郎」再版分が届く。
すげー、T印刷、頑張ってくれすぎだ。
今回は、エクセルが縦書きになって、美しいですよ。
ついでに、表紙は前回のOKフェザーワルツから、ダンフェルトくるみに変わり、本文は眼に痛い上質紙を脱却して、書籍バルギーに変わりました。
クリーム色の憎いやつです。
近々では、一箱古本市と、文学フリマで販売します。

23日、院生の送別会。
みんなに嫌われている困ったちゃんに横に誰が並ぶかで、すったもんだ。
僕は、向かいに座りました。。。
セーブしようと思ったけど、結局しこたま飲む。

25日、休日出勤続く。
その代償をはねかえすべく、一箱古本市の値札をエクセルで作って、印刷して、断裁しまくる。
SOHO万歳!
帰って、本をきれいにして、値札を挟み込む。
今年は、五月四日、根津協会でLIBRE TONSURE出店です。
販売リストは、こちら。晴れるといいなあ。
ちなみに、LIBREには本という意味がなかった。。。
FREEだったんだ。。。いい、もう自由なトンスラ!ってことで、空飛べトンスラってことでよろしく。

26日、高円寺で爆発!
いいなあ、こんなに古本屋さんがいっぱいの町って。
こんなにクネクネな道がいっぱいの町って。
西部古書会館は、南部よりも駅近でした。
外だけじゃなく、スリッパ履き替えて中にあがっても、ひたすらボロ本市でパラダイスでした。
講談社のミステリの本棚が300円って、最高!
この日一番高かった本は、「池袋モンパルナス」宇佐美承でしたが、読むのが楽しみだ。

27-28日、豚インフルの影響で、GWにアメリカで開かれる再生医療系の学会渡航断念とKOから連絡が入り、みんな大騒ぎ。
渡航予定の上司やドクターたちが、みんなであきらめることに。
僕が校正に参加したポスターが、ただの横断幕と化す。
そう、今ではポスター発表は布に印刷して、折りたたんで持参するのが流行なんです。
その印刷に自腹を切っていた上司は、、、涙。

28日、なぜか生まれて初めての合コン?に同席。
僕と同じ年の某大手企業取締役さんの嫁さん探しに、こっちのラボからひどい候補者を連れて行ったのでした。
一時間以上、外の冷風舞うテラスで、ウォッカを啜って寒さをしのぐ。
スペイン料理のバーだったけど、、、なんかセレブ?過ぎて、しんどかった。
しんどいので、ワインでは物足りず、室内に案内された後も、ウォッカを飲み続ける。
まさにズブズブロッカ風。

29日、微妙に二日酔いのまま、ヤフオクで悩み抜いて素氏の新しいノーパソを落札する。
世の中、B5版ノートって置いていかれてない?
でも、素氏の作業を考えると、ミニノートは画面が小さすぎるのよ。
まあ、中古市場的には、いい感じですよね。
加えて、VISTAがいかに失敗作かと感慨にふける。
秋葉原に繰り出して、今頃VHSビデオ機の新品を探す。
いやーー、秋葉原にはパソコンしかありません・笑。
結局どうしても当日持ち帰りたいという駄々に根負けし、ネットで買うより高めのVHSを素氏が買うのを横目にみる。
ちなみに、現在新品で入手できるのは、DX=フナイだけです。
これで、家中に巣食うVHSをがんがん、DVD化してもらいたし。

30日、ノートを書いても書いても、実験が追いかけてくる。
ELISAって大好き、数値で結果がでる実験って、救われます。
ゴールディング「蝿の王」読了。
すごかった、えぐかった。
でもこの嘔吐感は、原始の狂気は、僕にはとても気持ちよかったです。
豚の死骸の頭に蝿がたかるシーン、それが心の闇と唯一対峙しようとしたサイモンに話しかけるところは、多分いままでこうした極限までエスカレートしていく人間の物語で、ずっと見続けてきた世界。
それとも、デジャブなのか。
妙に懐かしさ感じたけど、これが原型に近いものだったのかもしれない。
たとえ、この作品のベースに過去の「ファウスト」や「失楽園」があるとしてもね。
GW中に、映画もみなくちゃ。

で、明日夜からは、泊り込み任務。
先月風邪でキャンセルしたので、二か月分の事務仕事です。
一箱もあったり、出勤もあるので、6日だけのんびり眠らせてください、ほんと。

そうそう、最近、ミステリチャンネルで、お気に入りの番組が。
奇術探偵ジョナサン・クリーク
ぼさっとしたオタク系の青年が普段はマジックのネタを作っていて、結構年上(どうみてもオバサンなんだけど)のジャーナリストの女性にかりだされて、探偵謎解きをするという設定。
ミステリ自体が気が利いているのと、マジックの表舞台じゃなく、種を仕込む人っていうのが楽しいです。
素氏いわく叙述トリックだとかなんとか。
ま、僕には難しいことは分かりませんが。

じゃ、明日からも倒れないように頑張ります。
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SOHOと化す

我が家にパソは5台あるけど、その中でまともにWORDが稼動するのって1台だけ。
僕のデスクトップも動くけど、例の30回で命切れますのカラータイマー点灯だから、
よっぽどの瞬間しか立ち上げない。
あとは、open-office入れてるのがあるけど、結局特殊な機能使うと、同期できないんだよねえ。

ということで。
本日休日出勤につき。
誰もいないのをいいことに、職場のパソをがふがふ使用。
プリンタも使う。
そう、SOHOと化していました、数時間、ごめんなさい。
ちなみに、細胞のお世話もちゃんとしてますから。

でも、歴代の職場、結構、SOHOになってます。
昔は、完全一人きり部屋の時もあったので、カラーレーザー、コピー機で原稿三昧。
ペーパーも印刷していたし。
そのうち理解ある(?)上司が、簡易断裁・製本機使ってもいいよと言ってくれました。
さすがに、印刷室でオンデマンド機使うのは、気が引けたけど、あのコピーの数十倍の速度にはぶったまげました。



昨日、どきどきしたこと。

帰宅後しばらくして、ピンポーンと鳴った。
素氏が、不在通知を受けて連絡していた、配達記録が届いたのだった。
某カード会社からの封筒。
なんの気なしに、裏側の糊面をひっちゃぶく素氏。
中から引き出されたのは、なぜか、二枚のカード、それもカードの種類がいままでと違う。
横で首をかしげていた僕の眼に飛び込んできた文字。
カードに記載された名前が・・・・全く違う!

ええーー!となって、表を引っくり返すと、同じ町内だけど、
全く住所も氏名も違う人の郵便物だった。
どうしようとアタフタした二人の耳に、再びピンポーン。

そこにはさっきの配達員のおばさんが立っていた。
破ってしまったのは、どうしようもなく。
素氏は素直に、散々な他人の配達記録を渡した。
いや、、、僕、怖くて、おばさんの顔見られなかったです。
だって、ちゃんと玄関先でこっちの名前確認しなかったし、
この場合、非は配達人に100%いくでしょうから。

あー、後味悪いというか。
あの配達員がどんだけ叱られるかと思ったら、どきどきが止まらないというか。
クレジットカードだもんねー、大変だよねー。



さ、誕生日に実家から届いた、トラヤの羊羹でも頬張って、がんばるぞ!
なぜ、神戸から夜の梅が来るのか、かなり不明ですが。

そういえば、僕の本当のお母さん、今年で69なんですが。
何しろ、負けず嫌いのこんこんちき。
いまだに医療事務員と看護助手として働いていますが、
去年から、職場にレセコンが入ったらしく。
動かせられないことにイラチがきて、パソコン教室に通っているらしい。
そういえば、今年の年賀状、住所も入力されていて、妹がやったのかと思いきや。
自分ですべてやり遂げたらしい。
いまは、エクセルでぶいぶい言わせてるって。
メールなんて、簡単簡単だって。

そうですか、、、そういう性格だよ、あの人は。。
一年ぶりくらいに、電話で話したけど、えらく進化していてびっくりいたしました。

夜を思い出す

今週はきつかったー。
風邪は三回目の抗生物質変更で収束に向かったものの、
フル稼働で培養や染色やったら、眼が回った。

「たまに一生懸命に生きたら、しんどいです~」
といったら笑われた。
そう、一年ぶりに校正を夜やっているので、眠る以外はフル回転なの。
眼鏡一号出したときのパソが旅立ったことをすっかり失念していて
最終稿が残っていないことが、発覚。
ありえない・涙。

いつも陰気な人を演じるのが楽で好きなのだけど。
一年経過して、だんだんイラチだとか暴言だとかいろんな隠れ技が露見。
なので、最近、僕の席の周りに人が寄るようになり、面白いとはいえ、内省の時間が消えて、結構ツライ。
古本好きで、カラオケで吼えるとばれたので。

カラカラカラン♪(ドアの鈴)と口音で人が来る。
いわく、僕の店は、昼間は古本喫茶○○、夜はスナック○○らしい。
(○○には僕の本名。しかし、高校以来、僕の下の名前で呼ぶ人がいないので、なんだか、別人の名に聞こえる)

昼夜通じて、この店で、僕は、ママと呼ばれている・笑。
古本喫茶では、
「いい本だろう」と無理に本を勧めるらしい。
挙句、ミステリなら、犯人を教えるらしい(大迷惑)
スナックでは、すぐにマイクを掴んで昭和歌謡を絶唱。
「いい曲だろう」と同意を求めるらしい(さらに大迷惑)

そう、内省。
反省というのではなく、内側を覗き込む時間。
いま、なぜか、江藤淳の「夜の紅茶」というエッセイを読んでいる。
青い函に本自体は橙の布装。
シンプルだけど、すっと穏やかな佇まいが好ましく、ぶっくおふ100円で掴んだのは随分と前。
この間まで読んでいた、円朝の「真景累ヶ淵」が、
まあホラーというよりも、因縁因業極まりないスプラッターサスペンスの連続で
確かに面白かったんだけど、その表層感に疲れたので、
静けさを欲して、紅茶を飲んでみることにしたのだった。

江藤淳の本は読んだことがなく、この先も読まないかもしれないけど。
それはどうでもいいこと。
滋味があるわけじゃない。
おかしみがあるわけじゃない。
ただ、この人は、夜を知る人だということ。
夜食のあとに一時間、レコードを聞いて眠って、目覚めて紅茶を飲んで。
夜に潜り込む。
昼の社会、昼の他人の汚れを、紅茶で拭い去る。

特に、読書に関する一文がとても染み入るもので、
僕は、電車に乗っているのに、両隣に他人が座っているのに、
車内の明かりは日没に似た速度で、枕もとの肌色がかった弱い電気スタンドに変わり、
硬い椅子は、巻貝みたいに丸まってゆき、
呼吸がただ一人の空間のなかだけで許される、最高級に緩慢な伸縮に変わった。
僕はその心地よさに肉薄した寂しさを、随分と忘れていて、
あやうく乗り過ごし間際で、われに返ったのだった。

さ、後二日で間に合うかな。
校正も入力も入稿も、内省ではないけど、ほんの少し夜に近づくことだ。
眠らないでみられる夢をみることだ。

We are such stuff as dreams are made on:
and our little life is rounded with a sleep.

その「読書について」の中で、最後に引用されているシェークスピア「テンペスト」の一節。
江藤氏はこれを
「われわれは夢と同じ材料でできていて、われわれの小さな人生は、眠りにぐるりと囲まれている」
と訳している。

日々ぞんび

発症から本日で10日目。
無理無理しごとに行っていますが、四時過ぎになると、
孫悟空の頭の輪ってなんていったっけ、あれがぎゅうぎゅうに閉まる感じ。
一日中咳がおさまらず。
帰りの電車で昏倒しかかり。
へろへろで帰宅すると、熱があがってるんだなあ。
強い子パンダを今なお体調不良に追いこんでるだけあって
今回の敵は、半端なくしつこいとみた。
もう一回病院行くしかないかねえ。

で、気づいたら再版締め切りが。。
ええい、昔なつかしいパンダマーク、大陽さんの双葉セットにしよう。
これなら13日入稿で間に合うか。
しかし、おれっち、24日まで一日の休日もないんですが。。。。

とりあえず、普通の生活送れるレベルまで復活したいです。

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絹山絹子

Author:絹山絹子
狸穴幼稚園の図書委員

kochairo@hotmail.com
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