2008-05

逃げ腰のお父さん

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毎朝欠かさず見ていた「ちりとてちん」のせいで
いまやすっかり落語好きになった絹子さん。
そんな僕に素氏は、筑摩書房「古典落語」全10冊揃を買ってくれました。
でも、横で、ひひひひ、わははははと、もの凄い笑いの連続を繰返すので、なかなか笑えない僕は、少しじとーーっと湿度の高い視線を投げ掛けています。
そう、「もう半分」の八百屋のおじさんみたく。

NHKの「日本の話芸」がたまーに見られると、きゃいきゃいしてしまいますが。
本日は金馬師匠の「茶金」でありました。
「ちりとてちん」では「はてなの茶碗」で紹介されていたけど、落ちまで聞けて大満足です。

さてさて大満足といえば。
昨日、千駄木安田邸で行われた「ふるほん講談」
もうおなか一杯、笑わせて頂きました。
海野十三ファンとしては、「蝿男」に一番の期待を寄せていましたが、実は一番笑ったのは、前振りの部分と、井戸の茶碗を絡めた、何故に家康は三成に勝ったのかという、秘伝の一席。
落語でも講談でも、古典じゃないものは、自分で練らないといけないから、大変だなと。
なんというか、「端折る」のが難しい。
ながーい原作を、全部やるのは時間的にも、弛み的にも難しいのだろうから、省略が必要なんだろう。
でも、どういうくあいに、えいやっと飛ぶか。
そのぎくしゃく感が消えるのって、相当の練り込みが必要なんだろうと感じました。
あと、笑いなきところに笑いを生むために、「一人突っ込み」「一人ぼけ」が必要なのも、難しいなあとか。
でも、やっぱ十三は、お友達の虫ちゃんと違った方向で、トンデモパワー全開で大好きです。

安田邸の内部も堪能しました。
お気に入りは、トイレの中。
真鍮製(?)のシンクや、トイレの引き戸が麗しい。
あと台所が、天井から光を取り入れていて、大正期とは思えないほど、開放的な垢抜けた空間なんですよ。

こういうおうちを見ていると、嵯峨苅分町にあった、おばあちゃんの家を思い出します。
もちろん此処までの大邸宅じゃないんだけど。
軍事工場の社長だったとかいうお爺ちゃんが、歌舞伎俳優の某から貰った家で。
親戚40人が泊っても、まだ部屋が余っていた。
でも、おばあちゃんが亡くなるとすぐに、継いだ次男夫婦が取り壊してしまって。
あの素敵なおうちに、素氏を連れて行ってあげられなかったことが、本当に残念です。

あ、逃げ腰のお父さんっていうのはね。
南湖さんが見せてくれた紙芝居「原子怪物 ガニラ」の船長(蟹漁船なのに、マドロス風)、
つまりは主人公シンイチ君のパパが。
ガニラの襲撃に、もうだめだーーーって叫びまくるところに大笑いしたから。
シンイチ君が、折角漏れた重油に放火(笑)してガニラを追っ払ったのに、
すぐに復活するから、だめだーってね。
最終話まで見せて貰えなっかったのが、唯一の残念でした。




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