2007-10

秋も一箱古本市

土曜日は、秋も一箱古本市に一般参加(対句:サークル参加)するため、根津へと向かいました。

春は町全体がお祭りモードだったので、随分と人出が多かったのですが、今日は平日の雰囲気とあまり変わらない感じ。
吉野屋から漂う牛丼臭に吸い寄せられつつも、満員だったので、お気に入りのパン屋さんでお好み焼きパンとクイニーアマンをゲットし、さっそく頬張りつつ言問通りを歩いていきます。
一軒目の大家さん、パール・オステリア・コムムさんに到着したのが、ちょうど正午頃でした。
くの字に箱が並んでいて、みなさん箱拝見場所を待たれているご様子。
私も遠目に物色しつつ、今回も景品ゲットすべく一枚目の栞をスタッフさんから頂きました。
カフェ・ヒナタ屋さんの箱を覗くと「逆流事典」が。
これ、今まで何度も手にしていたのですが、いつも値段と折り合いがつかず諦めていた物。
でも「お安くしますよー」の声に、簡単に陥落。
本日の第一号は、足穂関連からスタート、オモロイ道行きになりそうです。

二箇所目の宗善寺は、スペースがゆったりとした感じで、端から端までかなりの時間堪能させて頂きました。
特に真ん中あたり、「南蛮幻想」を売っていただいた一箱さんは、どんどん補充されていくので、さらに私好みの本が多いので、あとからもう一回まわってこようかなと思わせるラインナップ。
(結局力尽きて一周しかできなかったんですが)
マンションの一階を利用されたライオンズ・ガーデンでは、緊張しながらアセテートさんに話しかけてみる。
素氏が何度か通販で本を買わせて貰っているので、図々しくも「これからも素敵な本を作って下さい!」とか。
まあ、即売会でいつも声掛けしてもらって嬉しい分、こんなところでささやかな勇気を出してみる。

途中の歩道で内澤旬子さんをお見かけしたりもしました。
(いや、もうただお見かけできるだけで嬉しい)
貸はらっぱ音地からコミュニティーセンターへ向かう途中の凝った意匠の瓦塀(正式名が分からん)や階段直前の開ける眺望が大好きで、この道を歩いていると、根津周辺に住みたくなる。
私の住んでいる江東区の長屋風地帯の場末感とは違った、しっかりとした趣がある町なんだなあ。

途中途中で、「こんなに安くていいんですか!」と叫びつつ。
持参した手提げを存分に膨らませつつ。
五枚栞を無事に集め終えて頂いたのは、しのばずくんのブックカバー用紙でした。
フルカラーのしのばずくんに色気を感じたのは私だけかしら。

hitohako22.jpg ←栞五種大きくなります


一瞬、古書ほうろうまで足をのばそうかと思ったのですが、本日はもう満腹。
千駄木駅近くで見つけた、誰もいないカフェバーでチーズケーキを頬張って、帰宅。
前回の店主参加も楽しかったですけど、ゆっくりのんびり回れた今回もすごく充実した一日でした。

あ、でも一つ身悶えた話が!
宗善寺でSF関連の文庫を沢山出されていた一箱さん付近で。
マッカラーズの「針のない時計」の表紙付を握られていたお嬢さんが!
あああああ、それーそれーーー!
いや、もってるんですけど、表紙なし版の講談社文庫。
でもマッカラーズは何冊あってもいい。
もしあれが、「金色の眼に映るもの」だったら、タヌキに変身して襲いかかっていたわー。
目前で探索本を買われていく涙を初めて味わった日でもありました。


戦利品一覧

「タルホ逆流事典」 高橋康雄 国書刊行会
「南蛮幻想」 平野威馬雄&川上澄生 濤書房
「生きていたパスカル」 ピランデッロ 福武文庫
「犬神博士」 夢野久作 角川文庫
「風俗明治東京物語」 岡本綺堂 河出文庫
「ふたりの山小屋だより」 岸田衿子&岸田今日子 文春文庫
「怪談人間時計」 徳南晴一郎 太田出版
「百合子さんは何色」 村松友視 筑摩書房
「千のチャイナタウン」 海野弘 リブロポート
「たべるトンちゃん」 初山滋 ほるぷ復刻
「浮揚譚」 舟崎克彦&建石修志 パロル舎
「ワンダー植草甚一ランド」 晶文社
「少年とオブジェ」 尾辻克彦 角川文庫


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Author:絹山絹子
狸穴幼稚園の図書委員

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