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2019-09

190922

午前3時就寝、午前9時起床。
いまだ喉は絶賛排膿中のため、一度咳が出始めると止まらない。

両国へ。千秋楽で人が溢れている。
江戸東京博物館の学習室にて、第一回奇術史研究会に参加する。
プロ、アマのマジシャンや奇術研究家といった凄い人たちが集まっていて微妙に居心地悪し。
天一の海外巡行に関する研究発表と、若手の和妻師による芸の披露や道具の解説を堪能。
和妻を観るのは初めてで、熱気と興奮に当てられてしまった。
関係者の方の名前の中には、過日、『阿部徳蔵魔術小説集』を通販で購入して下さった方の名前もあった。
サーカス学会の大島さんも主賓席にいて、びっくり。
サーカスとマジックは切り離せないものだから、当然と言えば当然か。
終演後、大島さんにちょこっと頭を下げて帰る。
いつもながらのコミュ障である。

錦糸町に出て西友で買い物。
帰宅すると物凄い睡魔に襲われ、昼寝してしまう。
晩御飯作るつもりだったが、素氏にお願いしてしまった。

10月スタートのアニメやドラマのよさげなものをリストアップ。
同時にレコーダーの容量確保のため、BD焼き作業。
秋アニメはとりあえず、「歌舞伎町シャーロック」「ハイスコアガール2」は期待値最大。
そのほか、「ぬるぺた」「本好きの下剋上」「バビロン」「ノーガンズライフ」辺りも期待している。
ファンタジー&スポーツは苦手とよく承知しているので、ゆるっと笑える、あるいは切ない学園ものが好きなのだが、そういう意味では来期は該当するものがなさそうだ。

「ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝」のパンフが届く。
細やかな表情や美しい背景のひとつひとつが脳裏に蘇ってきた。
興行が三週間限定ではなくなり、延長になったとのこと。
みんなが応援しているんだと思えて嬉しい。
2020年1月公開予定だった映画は延期になってしまったけど、ずっと待っています。


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190921

午前5時就寝、正午起床。
ネット仕事が終わらないのと寝つきが悪いのとで睡眠時間が減ってしまう。

高円寺でバイト。
エレベータで扉が閉まるところを人の気配に気づいて声をかけてしまう。
日頃はこんな親切めいたことはしないのに、ここ数日頭を支配していた悪魔が少し離れた反動だろうか。
駅のBECKでスープカレーと豆サラダとトーストのプレートランチが美味しそうだったので遅い昼ご飯。

そろそろ秋の文フリのことを考えないといけないのだが、脳が真っ白である。
夏に出した「降霊術師」は非常に通販や委託の売れ行きがよくて、残部が50を切ってしまった。
なので文フリとしては初売りにもかかわらず、完売の可能性がある。
冬コミで売るものがなくなりそうなので(以前の残部は勿論あるが)、何か余裕があるうちに作っておきたい。
が、自分は結構真面目に時間を使っているのだ。
ただネット関係の仕事が、一部バイトの申し込みを兼ねているとはいえ、非常に効率が悪い。
録画したテレビもラジオも流しながら作業しているが、夜の4時間は取られてしまう。

ロシア語の勉強も電車の中や喫茶店ではやっているが、まだまだ不十分。
9月末で半年の区切りが終わり、10月スタートのラジオ講座のテキストを購入した。
よし初級の初級だから、さすがに随分簡単に感じられるのだろうと高を括っていた。
とんでもなかった。
前回は文法中心だったが、今回は発音や会話に重点が置かれている。
そのため1か月目にして、前回なら中盤に出てきた表現がばんばん出ていたり、発音練習と称して未知の単語が並びまくっている。
ああ、辞書を引かなければならないじゃないか。
そもそもキリル文字のアルファベットの順は独特で、まるで戦前の国語辞書のいろは順のように(これを使ってみると小学一年生で、あいうえお!かきくけこ!とか国語の時間に叫んでいたのを誰も馬鹿にできなくなる)、毎回どっちが先なのと考えないといけなくなっている。
そしてアプリを入れればキリルキーボードも入れられるけど、そしたらネット辞書も使えるけど、この配列も独特なのよー。
スラブ言語めー。

ついに「荒ぶる季節の乙女どもよ」のアニメが最終回を迎えてしまった。
泣いた、笑った、大団円。
曖昧な心を読む、色鬼ごっこの絶妙さよ。

それにしても五人の少女のいずれもが過不足なくキャラは立っているということは、脚本家の物凄い実力を示しているということで。
つまりそこには五人が異なる「行動原理」を持っていて、それぞれが観客に共感を呼ぶものでなければならず。
彼女たちは鎧に身を包み、「純潔」の旗を掲げて、忍び寄る性の力に抗おうとする戦う乙女たちを描いているのだが、実際には五人には別の想いやベクトルや秘密があり、立て籠もっている文芸部の、書物の象牙の塔は常に毀れかかっていた。
少しずるい言い方をすれば、これは「少女期」や「高校生」という時間が、非常に限られた時間であると十分知っている、そこに価値を見出しうると分かっている確信犯が描いた物語ということだ。
勿論、JKビジネスなんて言葉もあるように現在の中高生ならば、置かれた時間が稀有な瞬間と自覚できている人間もいるだろう。
といっても、それは非常に浅薄な認識であって、喪失した後の大人が振り返る時間とは重なり得ない。

五人のうち、あなたは誰が好きでした?
そう問われれば、僕は迷いなく作家志望、二年生の本郷ひと葉を挙げるだろう。
彼女の秘密の核心だけは、最後まで暴かれることはなかった。
彼女の本心を知るのは、ミロ先生だけというのがまた良かった。
勿論、高校三年間メガネ教師が好きだった僕が、そっくりなミロ先生に惹かれるのは当然として、それ以上にひと葉からの脅迫で文芸部顧問にされたミロ先生が(ある意味受け体質全開)、次第にひと葉の本心に気づき意地悪く翻ったり、時には臆病だと本心を吐露したり、最後には生徒を守ろうとしたり、色鬼を提案する心理作戦を展開したり、ぐるぐる巻きに縛られたり、まあ最高だったというわけです。
久しぶりに飲みたくなった、「強い子のミロ!」


190920

ごぶさた。
記憶が定かでなくなっているのだが、恐らく9/14の夜から発熱がはじまり、一気に39℃超える。
9/16朝微熱程度に下がったので、よろめき浜松町でバイト。
これが13回連続シリーズでなかったら、確実にキャンセルしてたくらいにだるい。
電車に酔い、一駅一駅が地獄のように長く、乗換駅で吐き気がマックスに達する。
帰宅し倒れ込むと、また39℃に逆戻り、頭痛と悪夢で熱さで完全に意識がおかしくなって首周りにアイスノンを並べて、のたうっていた。

9/17の昼過ぎ。大量の汗にまみれて目覚め、無意識のうちにスースーする制汗紙タオルで体をこすっていた。
シャワーを浴びたら少しすっきりして、熱が下がった。
お粥を食べたり、梨をたべたりしたような。
まだ頭痛は続いていて、夜にはまた38℃まで熱が戻ってしまう。
抗生物質が見つからないので、バファリンとパブロンで対処療法しかできない。

9/18 浜松町と渋谷でバイト2件、なんとかやり遂げられた。
9/19 渋谷と銀座でバイト2件、ずいぶん元気になってきた。
そして本日も浜松町と渋谷でバイト2件。

バイトは本当のバイトとは違って、日程コントロールが自分でほとんどできない。
申込時に分かってる範囲で選択して申し込む、何十件も申し込むから当然日程は被っていて、当落も不確かで、多寡が出てしまうのも仕方がない。
だから体調が悪い時に、たくさん入っていても結果的にはありがたいだろう。

そういえば明確には言い切れないが、今回の発熱で飲んだ市販薬と日頃飲んでいる向精神薬の相性が悪かった気がするのだ。
実際アスピリン系と炭酸リチウムはリチウム中毒を惹き起こす可能性があり、バルプロ酸ナトリウムとも副作用を起こすらしい。
ぼんやり思い出した。
先生が頭痛薬と飲むときは気をつけないと、魔法病院で言われていたことを。
僕の場合、副作用と思ったのは肉体的な問題ではなく、精神的な問題だった。
何ヶ月もかけて徐々に小さくしてきた不安や「死にたい」気持ちが、朦朧とする頭の中で湧き上がってきた。
見てはいけない呪いのメール最新号を一つ開くと、罵りの言葉が書かれていた。
そうすると眠っていた獣の感情や、呪われた家や苦々しい職場の思い出が、頭の中で一気に孵化したように弾けてゆき、汚濁した水の中で尾ひれをくねらせて幼生が暴れまわるのだ。
それから、毎晩寝られなくなった。
耳鳴りは通常の数倍を越えてわんわんと反響し、その中で僕を傷つけようとする人々に、あらゆる呪詛の言葉を投げつける。
だがその醜さゆえに、一瞬で自己嫌悪に落ち込み、消えてしまいたくなる。

不思議だ。
もしこれが本当に副作用なのだとしたら。
効果を実感できていなかった薬効を解熱剤がなきものにしてしまったというなら。
感情は、こころは、自分の意志に通じてある程度は制御できていると信じてきたものが、実際には薬の化学反応によっていともたやすく変化できるという事実を突きつけられているのだから。




190914

午前6時就寝、午後1時起床。

ぐっと冷え込んで肌寒い感じがするが、今日も半袖で出かけてしまう。
渋谷でバイト。
道玄坂は祭で神輿が出ていて、法被姿の人と普段見かける若者が入り混じって混雑していた。
また喫煙可の店が見つからず、あまり好きではないが空いていたロッテリアで休憩。
ハンバーガーはまだ良しとして、オニオンリングが冷えて美味しくない。
バイトで預かった物もあったため、そのまま帰宅。
もう少し早起きできていれば、松濤美術館や戸栗美術館へ行けたんだけど、何しろ朝が駄目で損をしている。

今日は素氏が読書会で不在なので、冷蔵庫の残り物を平らげる。
たまに食べるお茶漬けってほっとするんだよね。
期日が迫っていた提出品などを仕上げつつ、アニメを観る。

今季の「荒ぶる季節の乙女どもよ」は個人的に大ヒットで、原作本も揃えてしまったのだが。
この繊細にして歪んで醜い女子高生五人を描いた作品には原作者がいて、同じ人がアニメ版の脚本も書いている岡田麿里さん。
かくも微妙な心理を描くことができるものだと感心していた。
そしてMXで再放送枠だが名作の声が高い「あの日見た花の名前を僕たちは知らない」というのも録画していて。
昨日一気見したのだが、こちらも全く違う話でありながら身を引きちぎられそうな子供(と高校時代)の心理を描き切っている。
「あの花」はちょっと見ていて呼吸ができなくなるほどの切迫感があって、消すことにしたのだが。
実は、この二作品が同じ脚本家の手によるものとしって、妙に腑に落ちてしまった。
岡田さんはずっと不登校だったとwikiに書かれていたが、むしろ学校に行けないまま妄想であの青臭い時代をぎりぎりまで描いてやる、という鬼気迫る集中力が作品に如実に表れていて、ああ世の中には凄い才能と強い意志があるんだなと感じた。



190913

9/12 午前6時就寝、午後2時起床。
どこにも出かけなくていい日なので、ぼんやりしてしまう。
5時から昼寝、7時に起きるが、素氏が晩御飯を作ってくれると言うので、お言葉に甘えてもう一度布団へ行ってしまった。
気づくと、何故か午前3時になっている。
そこから入浴、ゴミ出し、通販梱包、ネットの仕事などこなす。

午前9時就寝、午前11時半起床。
浜松町でバイト。
今日は随分気温が下がっていて、爽やかな気分になる。
市ヶ谷へ移動。
遅い昼ご飯を摂りたいのだが、橋を渡ったせいで喫煙室のあるお店がまったく見つからない。
google mapで喫茶店など探すもことごとく的外れで、結局少し贅沢してルノワールへ収まる。
隣の席のバンドマンらしい楽器を抱えた男性三人が、非常に深刻な面持ちで希死念慮の強いウツの母親の介護をしている仲間の相談に乗っている声が響いている。
僕は相変わらずロシア語の勉強をこつこつと。

二件目のバイトへ。
自分の得意分野の話だったので、淀みなく回答できてよかった。
こういう風にできた時、自分には社会性や企画力備わっているのではないかと、幻想をいだいてしまうのだが、実際には瞬間的なものであって、自信は持たない方がいいのだろう。

最近呪いのメールの頻度が二日に一度と上がってきて、もはや狂気も極まってきている気がする。
さらに呪いの電話がかかってきても、喉に太い骨が刺さったように僕はほとんど声が出ないのだった。

録画していた「ジョバンニの島」というアニメ映画を観る。
戦中戦後の色丹島の現実を、島で育った少年二人(ジョバンニとカンパネルラから命名された)とロシア人の少女の交流を通して描いた作品。
いままで北方領土に関するアニメ、いやドラマですら真正面から描いた作品を観たことがなかったから、かなり衝撃的な内容だった。
原作ではもっと血腥い描写も多分にあるそうだが、アニメ版は視点を子供に置いてあるおかげで、日露の関係がかなり友好的に描写されているのも、少し違和感を覚えた。
「銀河鉄道の夜」が通奏低音にあり、特にカンパネルラ=カンタ君が結核に冒されて日本本土へ戻る直前に天に召される時に鉄道の切符を兄から渡されるシーンが鮮烈だった。
そして個人的には、字幕もあるおかげで、少女が話すロシア語が初歩的でゆったりしているおかげで、自分でも聞き取れたのがとても嬉しかった。
つまり初歩ロシア語学徒にはもってこいのアニメなのだ。
「黒い瞳」「カリンカ」とか日本人馴染み深いロシア民謡もたくさん流れるし。

今季観ていた「偽装不倫」というドラマも「銀河鉄道の夜」が大切なモチーフになっていた。
ヒロイン鐘子(しょうこ)の名はカムパネルラの鐘から命名されていて、恋人となる伴野丈(ばんのじょう)はジョバンニだった。
まあ花巻のSL銀河鉄道号とか、宮沢賢治博物館とかも出てきていたけど、基本シリアスのオブラートで包まれたラブコメなので、「銀河鉄道の夜」の中に流れる結晶化してゆくような美しい志と死に直面した悲壮が、どこまで反映されていたかというと、さほどということになってしまうのだが。
まあ、何より東村明子さんのストーリーテリングの巧さには舌を巻きました。
特に設定の斬新さと、ある種手垢のついた王道の混在がこの人の特色だなあ。
ただ「海月姫」とかもそうだけど、いつも終盤にいくと息絶えがちで、ドラマ版の最終回とは違うかたちで原作が収まるなら、ちゃんと読んでみようかなと思ってる。


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狸穴幼稚園の図書委員

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