2017-06

qz

なんとか6月中という目標と、新潟行く前にという目標をクリア。
一度僕の手元から離します、ゲラ束。

しかし、脳に神経衰弱のごと、既出単語を張り付けておく、ルール不統一のルビ、資料の文字が掠れて小さいの呪い。
くたくたになったが、面白かったな。
世の中の「本当の本づくり」ってどうなってるのか、いまだ掴めませんが。
僕は本づくりが大好きです。
ついでにデータいじるのが大好きです。
緻密な終末の見えない作業が大好きです。

ということで、
今月のNHKFM4週連続サウンドクリエーターズファイル、無事に録音完了したので。
コーネリアスグループのベーシスト、大野さんの所属するバンドから一曲。
あー、後期(終わってない、終わってないけど、ある意味後期)salon musicに通じるオルタナ感、かっこいいー。
痺れるー。
CD買おうかなー。



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neglect

木曜の夜から新潟行くよ。
それが心の支えさ。
寄居浜に安吾碑観に行って、安吾資料館風と光に行く。
本来の目的はライブなんですが。

**

もう、ほんと。
この気持ち悪い感覚をどうやったら鎮められるのかな。
鬱っていえばそうだけど、気持ち悪いひたすら。

誰とも話たくない、それだけ。
世界のノイズを絶ちたい。
ツイッタのミステリやちょっとした知人関係全部捨てたい。
ロシアとか漫画とか音楽とか、全然関係ないものだけでいいよ。
というかツイ封印が一番効果的だ。この吐き気抑えるには。
毎日ミュートとフォロ切りの連続だよ。
空き時間は、全部青空文庫読むとかにすればいいんだけど、
どうしてもある方向は情報がほしいのだよね。別垢のほうをメインにするかー。

フランケンシュタインの恋、やっと初回みたよ。
この森の奥の怪物の館、素晴らしいね。美術さん最高だ。
純粋無垢青年やらしたらアヤノに勝てる人いないねー。
コウノドリ2期も楽しみにしています。


woddy

猛烈に毎日が眠い。
睡魔に支配されている。
不眠が終わったら、嗜眠へゴーだ。
10時間以上寝ても眩暈と腰痛で起き上がれなかった今朝。
翌日起き上がれるのか、それはもう、丁半か八卦か、それほどいい加減な確率論で。
凄く疲れた日の翌朝でもすっと起きられる日もあれば、全然腐ってしまうこともある。

職場の少し年上の人も、
眩暈と金縛り頻発らしく、向こうはわかるよーと話しかけてくれるのだが。
いや、世の中、多くの人は善人だなとか、親切と性善説に満ち溢れているなと、実感する。
本当にサボり魔、やるきなし魔の僕とは大違いで、真面目でおおらかな人が多いのだ。
無償の手を差し伸べてくるのに、恐怖すら覚える時がある。
いったいああした心映えは、いつ養えるものなのか、不思議でならない。

**

呪いのゲラは持ち歩けないので。

外出時は読書にいそしむしかない。
読書メーター、自分だけの遊びで、じわじわ頑張る。

おそらく中学生の時に「シャム双児」読んで以来だと思うけど、エラリー・クイーン読んでいる。
ギリシャ棺。
黒死館ほどじゃ全然ないけど、ちらちら語彙の謎が飛んでいて。
あーきっと海外のマニアの人も辞典とか作ってるのだろうなあと、ヒヒヒとニヤつきながら読む。
あー、ヴァン・ダインより好きかも、クイーン。

しかし、記憶の中の「シャム双児」が階段降りてくるカニ怪人と化しているのは、
おそらく乱歩の記憶とのミクスチュアであろう。

**

コーネリアスの新しいアルバム楽しみだ―。

そして、別冊ele-king 「コーネリアスのすべて」届きました。
いやもう、わが青春ここに極まった。
この本、オヤマダが子供の頃から高校生、パーフリ時代とスナップ写真提供していてね。
ずっと語られることのなかった、あの解散とか、オザワのこととか喋ってるんですよ。
もうね。
いや、感無量っていいますかね。
NHKFMでも今月毎日曜に色々喋ってくれてますが。

それにしても、それにしてもだよ、キタザワナツネ!!
こいつは、もうどうしようもない、脱け出せない厚顔無恥音楽ライターなんですが。
30年前と何も変わっていないな、ひどいぞ相変わらず(ちょっと腹立ち、ちょっと苦笑)。
でもその脱出不可能な感覚が、ここまでぬるっとインタビューを引き出せたのかもとも思わせる。
いやお前の手腕じゃない、オヤマダがもう違う次元にいってるからなんだよ。

もう一冊買って、妹に贈ってやろうと思います。
永久保存版なんで。



ada

時間がほしい、
それよりもっと集中力がほしい。

複雑なモル濃度の計算で時間がかかって、本日ももたつきました。
というか、メールで計算方法説明するのが面倒なの。
学校の勉強が現場で役立つ時もある、っていう瞬間が好きさ。
もう一回、勉強したいな、国語以外。
あ、でも化学はあんまり得意じゃなかった、特に有機。
なのでケミカルな現場じゃなくバイオにいます。

**

家に積んであった「悪を呼ぶ少年」トマス・トライオン読了。
風呂に浸かっている最中に佳境を迎え、ぎゃーと叫ぶ。
少年の悪意や、心理学的叙述トリックの作品数あれど、これは超一級のミステリじゃなかろうか!
怖い、怖すぎる、えぐすぎる、なのに牧歌的でリリカルってどういうことなんだ。
それは鍵となる双子の祖母・アダの幻視者的パワーのなせるわざでしょうね。
(アダといえば、グリーン家を思い出すよねえ)

物に意識を集中し、一切外界から離脱していくと、その一点の物に自分が置き換わるという遊戯。
これがすべての引き金なんだな。
落としどころをどこにするか、最後の2ページモノローグを蛇足とみるか、いや僕は良い構成だと思ったけど。
分かったつもりになってしまう2章、そこからのさらなる毒爆弾炸裂。
はー、いいもの読みました。

映画版のDVD発注しちゃったよー。

で、一言だけ文句を言えば。
単行本(角川文庫版もあるので、そっちはどうか分からない)の表紙扉に書かれたあらすじ。
導入部なのかと思いきや、事件の9割方ここに出ています。
おーい、こんな最後まで書くなよ!と。
せっかく訳者の深町さんが、ネタバレ避けて解説してくれてるのにー。
ま、しばらくワイン飲みたくなくなる話ということで、お茶を濁す。

映画版のトレーラー。
これ、怖くて一人で観られない感じだ。



indeed

つまり落下とは、ホルモンが急激な排出を行う瞬間。
その瞬間が現在進行形でpseudo、シュード化している。
偽物なのに気分だけは確実に落下する。
そして水が僕のなかにどっと滞留する。

客観的に、このホルモンの動向を面白いと思うと、扉がひらく。
フラットに戻ったということだ。

**

項目はすべて検討したので
初出とゲラを舐めるように、最初から読み込む。
一度だけの作業なので、許容はぎりぎりまで狭める。

ルビの法則があるようで、ないので、非常にイライラする。

システム化されたものが、統一性に安心をおぼえるので、不統一は不安を掻き立てるばかり。

**

僕はほとんど鏡をみないのだが
それでも、真正面だけは、時折見ている。
だがそれは、完全なる偽物である。

写真は恐ろしい、録音機は恐ろしい。
なぜなら、僕が見ている自己は、まさに「逆版」の世界だからだ。
僕が出している声は、頭蓋骨で振動し届く、まさに複製だからだ。

プロになるということは、万人に見えている姿を、外観の分散体と統一体のそれぞれを、
客観視できるということ。
安住からの離脱。
離脱できぬものは、醜塊の海に沈んだまま、気付かぬまま。

僕は横顔も、後姿も何も知らない、精神だけの、器なきもの。

**

大人になっても? いや少し年取ったから余計に期待を裏切らない可愛さ。
これを萌えといわずしてなんと言おう。ミーハーにならずにいられようか。
でもって、話が分かりやすすぎ、面白すぎるんですが、メイプルソープとパティ・ページが「るんるん」とか・笑。







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絹山絹子

Author:絹山絹子
狸穴幼稚園の図書委員

kochairo@hotmail.com
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